もしも猫を保護したら? おしえて!しっぽ情報局 vol.27
現在、日本での猫の飼育頭数は犬の飼育頭数と同じ位まで増えて来ています。
ペットとして家族に迎え入れる方法として、犬の場合は「ペットショップで購入」が多いのに対して、猫は「野良猫を拾った」という解答が1番多いことをご存知ですか?またそれは、「拾った」=「保護した」とも言えます。
※この記事は集英社クッキーで連載中の「路地裏しっぽ診療所」(斉藤倫・作)とsippoとのコラボ連載です。
野良猫、捨て猫、地域猫…
飼い主のいない外暮らしの猫が、私たちの周りにはたくさんいます。そんな猫たちに出会ったことのない人は、おそらくいないでしょう。
すぐに命に関わることがなくても、真夏の暑さ、真冬の寒さの中、安心出来る寝床も無く、食べる物も満足に無く産まれた仔猫は、ほとんどが育たず命を落とすと言われています。
もちろん運良く大人になれた猫にとっても過酷な生活で、寿命は家猫の3分の1、約5年程度だそうです。
弱っている猫や、ひとりで生活していけない様な小さな仔猫や、ケガして動けなくなっている猫を見かけたら、どうしますか?
愛護センターや保健所は自治体によって対応が違いますが、保護ボランティア(個人・団体)と連携している所も多く、何らかの形で協力してもらえるでしょう。ボランティアの方に、代わりに保護をお願いすることは難しいかもしれませんが、個人で出来る保護のアドバイスやサポートをしてもらえるかもしれません。
警察や交番ではなく、まずは動物に詳しい保護団体等に相談してみてください。
せっかく出会った命、自分に出来ることを探して、なんとか助けてあげたいですね。
「路地裏しっぽ診療所」①②③④⑤巻 集英社マーガレットコミックス(¥419+税)、絶賛発売中!
動物が苦手な女子大生・雨野なずなは、ボロボロの放浪犬を拾ったことをきっかけに、動物病院で働くことに。そこで様々な理由で傷ついた動物たちと触れ合ったなずなは、ペットが直面する“現実”を知っていく。なずなを通し、人間と動物たちのあり方を描く作品。
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