声帯を切られたミニピンの㐂(よし)、うどん屋の看板犬に

■㐂(よし)(メス 年齢不明)

 ミニチュアピンシャーです。15年連れ添った愛犬2匹を相次いで亡くしました。年老いたり障害があったりする保護犬の世話をしようと決め、保護活動をする団体から昨年引き取りました。


 いじめられていたのでしょうか、声帯を切られて声が出ません。多くの喜びを与えたくて七が三つの㐂(よし)と名づけ、経営するうどん店の屋号にもしました。大勢のお客様にかわいがられています。「終(つい)のすみか」と安心したのでしょう。いじらしく、ともに長生きをしようと思っています。


(桜川市 山埼繁さん)

朝日新聞
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