盲導犬も参加、愛護週間を前に呼びかけのキャンペーン

動物愛護週間(20~26日)を前に、徳島県北島町鯛浜のフジグラン北島と藍住町奥野のゆめタウン徳島で18日、啓発キャンペーンがあった。県動物愛護管理センターの職員や県獣医師会の獣医師ら計約40人がチラシやティッシュを配り、買い物客らに適正なペット飼育や動物愛護を呼びかけた。

管理センターによると、昨年度に所有者不明でセンターに持ち込まれた犬猫は1545頭。うち896頭(58・0%)が殺処分され、飼い主の元に戻ったのは169頭(10・9%)、新しい飼い主に引き取られたのは437頭(28・3%)だった。同センターは飼い主に、最後まで面倒を見る▽子どもを育てられないなら避妊去勢手術をする▽迷子札や鑑札などをつける▽犬は放し飼いにせずフンは持ち帰る、などを呼びかけている。

23日には同センターと徳島市のとくしま動物園で、「動物愛護のつどい」が開かれる。センターでは収容棟や災害救助犬の模擬実演の見学などができ、とくしま動物園ではポニーの乗馬体験や動物クイズラリーなどが楽しめる。
同センターの小川寿宏所長(58)は「動物愛護週間に動物との関わり方を改めて考え、理解を深めてほしい」と話している。ペットが迷子になった場合は、同センター(088・636・6122)へ。
(佐藤祐生)
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