犬の殺処分率74.7% 減ったとはいえ…香川が全国ワースト

(写真は本文と関係ありません)
(写真は本文と関係ありません)

 2016年度に香川県内の保健所に収容された犬のうち、飼い主や譲渡先が見つからず殺処分となった割合は74・7%で、前年度に比べて6・5ポイント減ったが、全国で最も高かった。犬の殺処分率が全国ワーストとなるのは7年連続。6日に開かれた県犬猫対策検討委員会で県が明らかにした。


 県生活衛生課によると、16年度の犬の殺処分数は1875匹(前年度比328匹減)で、これも全国ワーストだった。2位の愛媛県は768匹で、香川は突出して高い。猫の殺処分数は1079匹で全国で20番目に多く、殺処分率は77・8%で17番目に高かった。


 検討委は、犬猫の殺処分率が全国ワースト上位と不名誉な記録が続くなか、県内に多い野犬への対策などを話し合うため識者らを招いて今年度設置された。2回目のこの日は「野犬や野良猫の苦情が多い地域や観光地を重点に、期間を定めて対策をする必要がある」といった議論があった。譲渡推進や次世代教育などの視点も含めて最終案をまとめ、今秋にも県に提言する。

朝日新聞
朝日新聞社の媒体に掲載されたおすすめの記事を紹介しています。

sippoのおすすめ企画

sippoの投稿企画リニューアル! あなたとペットのストーリー教えてください

「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!

Follow Us!
編集部のイチオシ記事を、毎週金曜日に
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。


動物病院検索

全国に約9300ある動物病院の基礎データに加え、sippoの独自調査で回答があった約1400病院の診療実績、料金など詳細なデータを無料で検索・閲覧できます。