周南市が「しゅうニャン通信」で知名度アップ!?
しゅうニャン市プロジェクト拡大中――。こんな大見出しが躍る「しゅうニャン通信VOL.1」が発行された。一時は多くの市議から「単なる語呂合わせ」などと批判されたプロジェクト。山口県周南市は全国的に知名度の低い市名を売り込む切り札として、「反転攻勢」を狙う。
プロジェクトは、昨年4月1日のエープリルフールに合わせた動画で、木村健一郎市長が「しゅうニャン市になります」と市名変更を宣言したところ、大反響を呼んだのがきっかけ。親しみやすく覚えやすい「しゅうニャン市」を前面に出すことで知名度アップにつなげようと、1月からプロジェクトに乗り出した。
インターネットに特設サイトを開設して、各種のロゴ入りポスターを作製。PRしてくれる個人(サポーターズ)に特製缶バッジをプレゼントしたり、ロゴを使った商品を開発する企業(パートナーズ)を募ったりしている。
広報誌「広報しゅうなん」の6月15日号に折り込まれた「通信VOL.1」は、プロジェクトの進捗(しんちょく)状況を紹介。6500人を超えたサポーターズから市に届いたPR写真や、100社を突破したパートナーズのコラボ商品を掲載している。また、今後の展開として「開運」をテーマにした企画を予告。「しゅうニャン開運ラーメン」など「開運食」を作ってくれる店を募っている。
プロジェクトを巡っては、関連経費を盛り込んだ新年度当初予算を審議した3月議会で多くの市議が「税金の無駄」などと猛反発。僅差(きんさ)で可決した経緯がある。だが、地域紙が4月に実施したアンケートでは賛成が反対を上回り、6月議会でも大きな争点になっていない。空前のネコブームも追い風だ。
「通信VOL.2」は秋に発行する予定。特設サイトやロゴ入りポスターにも登場し、PRに力を入れる企画課副主任の通山汐里(とおりやましおり)さん(26)は「しゅうニャン市というくだけた視点から、若者や女性に周南市を知ってもらう入り口になれば」と話す。
(三沢敦)
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