不衛生な自宅で猫49匹飼育 、虐待の疑いで書類送検
不衛生な環境で猫49匹を飼育したとして、大和署は1日、神奈川県大和市の土木業の男(49)を動物愛護法違反(虐待)の疑いで書類送検し、発表した。
署によると、男は2014年11月ごろ~昨年12月19日、自宅で、猫の排泄(はいせつ)物や死骸3体を放置したまま猫を飼育して虐待した疑いがある。12月19日、県から依頼を受けた相模原市のボランティア団体が男の自宅を訪れ、49匹を保護したという。
男は7年前にこの家に住み始めた。猫は当初、1、2匹だったが、野良猫と繁殖するなどして増えていった。手に負えなくなって掃除もしなくなり、近所の住民が県に悪臭被害を訴えていたという。
調べに対し、男は「こんな劣悪な環境で猫を飼ってしまい、猫には申し訳ないと思っている」と供述しているという。
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