離乳前の子犬、子猫を世話する「ミルクボランティア」募集

ミルクを飲む生後3週間程度の子猫=香川県提供
ミルクを飲む生後3週間程度の子猫=香川県提供

 犬猫の殺処分を減らそうと、香川県内の保健所に収容された離乳前の子犬や子猫を一時的に預かる「ミルクボランティア」の制度を県が始める。手のかかる生後2カ月程度まで自宅などで世話をしてもらい、譲渡ボランティアなどを通じて新たな飼い主を探す。


 県によると、離乳前の子犬や子猫は1日に5~6回の授乳や排泄(はいせつ)の世話が必要で手がかかり、これまで譲渡対象にできなかった。2015年度に県内で殺処分された犬2203匹のうち子犬は653匹、猫1766匹のうち子猫は645匹。犬猫合計の殺処分数で見ると離乳前が32・7%を占めていた。


 ミルクボランティアの登録は高松市を除く県内在住の成人が対象。高松市については市保健所が同様の制度を検討しているという。終日、世話ができることや保健所の講習に参加すること、車での送迎ができるといった条件がある。ミルクは1匹につき2缶まで支給され、哺乳瓶は貸与される。預かった動物が体調不良で受診が必要な場合は1万円を上限に助成する。1次登録の募集期間は6月2日まで。その後も随時募集するという。


 離乳後は保健所に返還し、飼い主を探す譲渡ボランティアなどへ引き継がれるが、手続きをすればミルクボランティアがそのまま飼うこともできる。申し込みは県内4保健所の衛生課。問い合わせは県生活衛生課(087・832・3179)。


(多知川節子)

朝日新聞
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