愛護センターの保護犬3頭からパルボウイルス 感染の可能性

熊本県は19日、動物愛護センター(熊本市東区)で保護している犬3頭からパルボウイルスを検出したと発表した。感染した犬が死に至る伝染病のため、3頭を安楽死処分にした。
県によると、18日に犬1頭が血便をしたのを確認。同じ犬舎の18頭を簡易検査したところ、オス2頭、メス1頭でウイルスが検出された。残り15頭は経過を見ながら対応する。感染が蔓延(まんえん)している可能性があるといい、21日に同センターで予定していた犬と猫の譲渡会の中止を決めた。
同センターは4月、犬や猫の殺処分業務を担ってきた県動物管理センターから名称を変更し、殺処分ゼロなどに向けて、態勢を強化していた。
(大畑滋生)
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