犬の反抗期は何歳ごろ起きやすい? トレーナーが解説
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- :本当に、犬にも反抗期はあるのですか?
- :正式な研究結果は出されていませんが、犬の専門家の間では、人間の反抗期に似たような態度を取る時期が「ある」といわれています。
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- :反抗期にはどのような態度になるのですか?
- :基本的には「今まで従っていたことに従わなくなる」状態です。わかりやすいのは、できていたコマンドに反応しなくなる態度でしょう。オイデ、オフ、フセなどに始まり、オスワリに反応しなくなったら、いよいよ佳境です。また、自分の嫌なこと、苦手なことをされて怒る態度もよく見られます。
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- :反抗期は何歳頃に起こりやすいですか?
- :よくいわれるのが、柴犬を含む小型犬は4~6ヶ月頃もしくは10ヶ月頃に1回目。2~5歳頃の幅広い年代で2回目がくるとされています。1回目が人間の子供の2~3歳のイヤイヤ期、2回目が中学生の思春期に相当すると考えるとわかりやすいでしょう。
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- :そもそも、どうして反抗期は起こる?
- :自我とチャレンジ精神の芽生えによると思われます。「なんでこんなことしてるんだろう」「なんで言うことを聞かなくちゃいけない?」と疑問に思うのでしょう。精神的な成長が早い犬ほど自我の芽生えも早くなり、反抗期が始まるのも早い傾向があります。柴犬は比較的精神的な成長が早いため、反抗が起こりやすい犬種といえます。
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- :どんな犬でも反抗期は起こりますか?
- :起こらない犬と起こる犬がいて、個体差があります。反抗期が起こらないからといって、犬の情緒に問題があるわけではありません。
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- :柴犬は反抗期が起こりやすいですか?
- :先にも述べたように、柴犬は精神的な成長が早い傾向があるので、比較的反抗期になりやすい犬種といえます。また柴犬の場合、反抗的な態度がダイナミックで目立つため、飼い主に〝反抗しています?という気持ちが伝わりやすい面もあると思います。反抗していても態度や容姿に迫力がなく、気づいてもらえない小型犬もいるでしょう。
監修:中村 太先生
体罰を使わないイギリス式の家庭犬の育て方をベースに、犬の育て方やしつけ、トレーニングなどの指導を行っている。いぬのようちえん「ナカムラドッグスクール」も主宰。
TEL04-7187-0928
http://nakamura-ds.com/
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