盲導犬とふれあう時の注意点や暮らしぶり、イベントで紹介
盲導犬と暮らす視覚障害者から話を聞いたり、盲導犬と触れあったりするイベントが28日、大分県由布市挾間町の「はさま未来館」であった。障害者の日常をサポートする福祉施設が盲導犬に関して知ってもらおうと、大分盲導犬協会の協力を得て開いた。
大分市の主婦で視覚障害者の堤江美子さん(74)が、嗅覚(きゅうかく)、触覚、聴覚を駆使して天ぷらなど料理をする日常生活を紹介。盲導犬と外出する暮らしぶりも話し、急傾斜の階段を下りる際に盲導犬に手助けされた逸話や思い出も語った。
堤さんは「盲導犬はとても頼りになる存在」としたうえで、健常者が盲導犬と接する際の注意点として、犬に呼びかけない▽黙って触らない▽目をのぞき込まない▽食べ物を与えない、ことを挙げた。
大分盲導犬協会によると、協会がこれまで貸与した盲導犬は62頭。昨年末現在、大分市や別府市など6市で12頭が活躍している。
(菊地洋行)
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