「飼う時は責任をもって……」いぬとねこ展 アート800点

800点以上が展示されている「いぬとねこ展」=前橋市
800点以上が展示されている「いぬとねこ展」=前橋市

 動物愛護などを目的にした作品展「いぬとねこ展」が21日、前橋市本町2丁目の中央通り商店街にあるギャラリー「Artsoup(アートスープ)」で始まった。


 県内外約20人の作家が作った絵画や手芸品、アクセサリーなど800点以上が並び、購入できる。「わんにゃんわん」と読める1月21日から、「にゃーご」と読める2月5日まで開く。


 売り上げの2割以上が、動物愛護のNPO法人「群馬わんにゃんネットワーク」に寄付される。県によると、昨年度の県内の殺処分数は犬が472匹、猫1339匹。10年前に比べて犬は6分の1程度に減ったが、猫は半減にとどまる。「飼ったら避妊手術や去勢をするという意識がまだ十分でない」(食品・生活衛生課)という。


 沼田市出身で印刷会社のデザイナーとして働く晴智ありささん(23)も、猫をモチーフにしたピアスやチャームなど約30点を出展した。中学生の頃、子猫5匹を引き取って育てた経験がある。「犬と猫はもちろん、ペットを飼う時は責任をもってほしい」


 入場無料。火曜と水曜は定休。午前11時~午後7時(最終日は午後6時)。問い合わせはギャラリー(027・289・3422)へ。

朝日新聞
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