本当に寂しいのは、友達の幸せを喜べない時 「夜廻り猫」

 作者の深谷かほるさんは、「独りでいたって、やりたいことをやっている時は寂しくない。じゃあ、本当に寂しいのはどんなとき?」と考えたそうです。


「こんな風に友達に振られたとき、相手の幸せを祈ってあげる気持ちになれないことに気付いた時が、本当に寂しい気持ちになるんじゃないかと思いました」


 誰と過ごしても、たとえ独りで過ごしたとしても、気持ちのあったかいクリスマスが過ごせますように。漫画からは、そんな思いが伝わってきます。

 

深谷かほる(ふかや・かほる)

漫画家。1962年、福島生まれ。代表作に「ハガネの女」「エデンの東北」など。昨年からツイッターで「夜廻(まわ)り猫」の発表を続け、今年6月に単行本が発売された。自身も愛猫家。
朝日新聞
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