「犬猫の殺処分ゼロめざします」 金沢市長が答弁

金沢市の山野之義市長は13日、市議会一般質問で動物愛護施策について問われ「引き取った動物を救命し、適正な譲渡につなげ、犬や猫などの殺処分ゼロのまちをめざす」と述べた。
市では殺処分を減らすため、飼い主のいない猫への不妊・去勢手術への助成や、譲渡のための里親制度などを実施。こうした取り組みもあり、2006年度には651件あった市の殺処分件数は、15年度は76件まで減ったという。
山野市長は市小動物管理センター(金沢市才田町)にも触れて「殺処分のイメージをもたれているが、今後は動物愛護施策の拠点として位置づけ、人員態勢を強化し、動物愛護に関わる事業を展開していきたい」と述べた。
(伊藤稔)
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