希望の光きっと…… 「夜廻り猫」

 猫の遠藤平蔵が、心で泣いている人たちの話を聴く、ツイッターで人気の漫画「夜廻(まわ)り猫」。今夜の平蔵は、母の介護で2時間おきに起きるという女性を訪ねました。

 作者の深谷かほるさんは、友人の体験を参考に描いたそうです。介護を自分の問題として考えたとき「介護や仕事、毎日の生活であまりに疲れて、優しくしたいのに、できない。そんな自分を責めてしまう。それが一番つらいんじゃないかな、と思いました」。誰も見ていないところで頑張る人が、希望を持てる社会になれば、という思いがこもっています。

深谷かほる(ふかや・かほる)

漫画家。1962年、福島生まれ。代表作に「ハガネの女」「エデンの東北」など。昨年からツイッターで「夜廻り猫」の発表を続け、今年6月に単行本が発売された。自身も愛猫家。
朝日新聞
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