「動物の命の大切さ、伝えたい」 高校生が絵本朗読

紙芝居を披露する奈良県立榛生昇陽高校の生徒たち=県営うだ・アニマルパーク
紙芝居を披露する奈良県立榛生昇陽高校の生徒たち=県営うだ・アニマルパーク

 動物の命の大切さを訴える絵本朗読の会が25日、うだ・アニマルパーク(奈良県宇陀市)の動物学習館であった。県立榛生昇陽(しんせいしょうよう)高校の生徒11人が、「ずーっとずっとだいすきだよ」など犬にまつわる2作品の朗読を披露し、訪れた家族連れらが耳を傾けた。

 県うだ・アニマルパーク振興室の企画「With you~みんなつながっている~」の一環。

 出演したのは、同校の普通科人間探究コースの有志。絵本を拡大して大きな紙芝居にしたり、登場人物のパネルを動かしたり、工夫をこらした。

 リーダーを務めた高幣(たかへい)あゆみさん(17)は小学校教諭を目指している。「命の大切さや『誰かの存在が当たり前ではない』ということを子供たちに伝えたいです」と話していた。

(浜田綾)

朝日新聞
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