本当は怖い レプトスピラ感染症は人獣共通感染症
意外と知られていませんが、レプトスピラ感染症は、人も犬も感染する人獣共通感染症の一つです。
<犬への感染経路>
保菌動物の尿で汚染された水や土壌との接触、尿との直接的な接触によって、経皮的あるいは経口的に感染します。感染初期には血中にも存在するため、血液、髄液、組織も感染源となります。
発生状況は、全国で年間30~50件が届け出られています。
保菌動物の尿で汚染された水や土壌との接触、尿との直接的な接触によって、経皮的あるいは経口的に感染します。感染初期には血中にも存在するため、血液、髄液、組織も感染源となります。
発生状況は、全国で年間30~50件が届け出られています。
<犬の症状>
○急性型
尿毒症、敗血症、DIC、ショック、死亡
進行が早く、腎不全、肝不全が認められる前に死亡することも多い。
多くは発症後36時間~48時間で死亡する。
○亜急性型
発熱、食欲不振、脱水、多飲多渇、嘔吐(おうと)、粘膜うっ血、結膜炎、ブドウ膜炎、点状出血、舌壊死(えし)、溶血、血便、血尿、黄疸(おうだん)、肝障害、腎障害、乏尿・無尿、虚脱、急性腎不全、肺出血症候群(LPS)などの症状がみられます。
○急性型
尿毒症、敗血症、DIC、ショック、死亡
進行が早く、腎不全、肝不全が認められる前に死亡することも多い。
多くは発症後36時間~48時間で死亡する。
○亜急性型
発熱、食欲不振、脱水、多飲多渇、嘔吐(おうと)、粘膜うっ血、結膜炎、ブドウ膜炎、点状出血、舌壊死(えし)、溶血、血便、血尿、黄疸(おうだん)、肝障害、腎障害、乏尿・無尿、虚脱、急性腎不全、肺出血症候群(LPS)などの症状がみられます。
ヒトの情報に関しては割愛しますが、少なからず命に関わる感染症であることは間違いありません。
感染経路を見て、感染する恐れがある場合は、予防することをお勧めします。
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