「絶対かみます」 柴犬の龍之介、観光客呼ぶ「招き犬」に
山陰海岸ジオパークめぐりは27日朝、鳥取市内の摩尼山へ。駐車場から摩尼寺の石段へ続く道には山菜料理店などが並ぶ。歩いていると、土産物店の前にかわいらしいシバイヌがいた。小屋のまわりには「かわいい顔してますが実はオソロシイ犬です ぜったいかみます」などという注意書きがいくつもある。これだけ書かれると逆に気になる。まじまじと見ていると飼い主の女性が店から出てきた。
「飼い主でも関係なくかみつくんです」と門脇茶屋売店の門脇清恵さん(77)。シバイヌは雄の龍之介(3)。動物病院でケガの治療を受けて以来、人の手が嫌いらしい。
門脇さんは約35年前からシバイヌを飼っており、龍之介で3代目。歴代でも一番の名物犬という。注意書きに注目し、写真を撮って帰ったり、「かむ犬はどこ?」とわざわざ見に訪れたりする人もいるそう。「招き猫」ならぬ「招き犬」かもしれない。
(波絵理子)
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