「セカオワ」の殺処分ゼロ活動、ピースワンコがパートナーに

SEKAI NO OWARIのメンバーと対談する大西純子プロジェクトリーダー©TOKYO FANTASY
SEKAI NO OWARIのメンバーと対談する大西純子プロジェクトリーダー©TOKYO FANTASY

 7月27日、ピースワンコ・ジャパンにとって画期的なニュースが発表された。人気音楽グループ「SEKAI NO OWARI」による動物殺処分ゼロのプロジェクト「ブレーメン」が始動し、活動のパートナーにピースワンコが選ばれたのだ。プロジェクト支援シングル「Hey Ho」の10月5日のリリースも決まった。彼らの音楽に乗せて、殺処分ゼロへの共感と行動が世代を超えて広がることを期待したい。

 殺処分ゼロに取り組むピースワンコにとって、若い世代や子供たちにどう働きかけるかは、大きな課題の一つだ。殺処分の現状を詳しく知り、犬や猫との接し方を深く学んでほしいと願うものの、出張授業やイベントといった自前の活動だけではアプローチにも限界がある。

 はやりの音楽には疎い私も「セカオワ」の名前は以前から知っていたし、歌も聞いたことがあった。若いスタッフのなかには熱烈なファンもいる。特に若者に支持されている彼らの発信力を借りることで、多くの人が関心を持ち、殺処分ゼロに弾みがつけば、願ってもないことである。

「ピースワンコの活動に共感し、何か協力したい」と最初にメール連絡をいただいたのは、今年4月。5月中旬には雨が降るなか、広島でのライブを終えたメンバーのみなさんがそろって広島県神石高原町の施設を訪れた。時間をかけて見学しながら、保護犬たちに近寄って写真を撮り、私や、妻でプロジェクトリーダーである大西純子の話に真剣に耳を傾けてくれた。とりわけ、根本的な問題解決には次の世代に対する教育が重要だという話には、深く共感してもらえたように思う。

 その後、メンバーが話し合った結果として打ち出されたのが「ブレーメン」だ。特設のホームページには、「今まで自分達の音楽で世界は変えられないと思っていたけれど、もしかしたら自分達が動くこと、発信することで、今なら少しくらい何か『きっかけ』を与えられるんじゃないか」と、プロジェクトの立ち上げに至った思いがつづられている。

 ニュースが流れると、さっそくネット上の音楽情報サイトでは「セカオワスゴイ!」「こういうの待ってました」などと大きな反響を呼んでいる。10月8、9日には、東京国際フォーラムでプロジェクト支援公演も開かれる。「世界を変えるきっかけ」を、ぜひ私たちも一緒に作らせていただきたいと思う。

大西健丞
1967年生まれ。NPO法人「ピースウインズ・ジャパン」代表理事。広島県神石高原町にシェルターを設け、捨て犬の保護・譲渡活動に取り組むプロジェクトを運営している。

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この特集について
大西健丞のピースワンコ日記
NPO「ピースウインズ・ジャパン」代表の大西健丞さんが、殺処分ゼロをめざして犬の保護活動に取り組む日々を語ります。
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