盲導犬を乗車拒否したタクシー会社を処分
今年3月、金沢市内で盲導犬を連れた男性がタクシーに乗車を拒否された問題で、国土交通省北陸信越運輸局は27日、同市千木1丁目のタクシー会社「金城三和交通」に対してタクシー4台を14日間使用停止にする処分をしたと発表した。決定は24日付。
同局によると、3月3日午後2時半ごろ、金沢市武蔵町のデパート前で盲導犬を連れた男性がタクシーに乗ろうとしたところ、このタクシー会社の男性運転手が拒否。さらに昨年10月の監査で、この会社の65歳以上の運転手4人が、義務づけられている適性診断を受診していなかったほか、車両の整備管理者に必要な研修も行っていなかったことが明らかになっており、これらを総合しての処分だとしている。
金城三和交通によると、乗車拒否した男性運転手は今月27日付で依願退職した。同社の岩本道成社長は「交通機関としての使命を果たさなければならないなか乗車拒否をし、大変ご迷惑をおかけした。本人も当社も大変反省しています」と話している。
(新屋絵理)
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