災害救助犬が人を探し出す活動をイベントで実演

箱の中に隠れていた子どもを見つけ、ハンドラーに教える災害救助犬=取手市
箱の中に隠れていた子どもを見つけ、ハンドラーに教える災害救助犬=取手市

 地震などの災害現場で行方不明者の捜索にあたる災害救助犬の実演が4月29日、茨城県取手市の取手緑地運動公園で開かれたイベント「こども天国」であった。
 

 披露したのは、熊本県などでの地震でも被災地に災害救助犬を派遣しているNPO法人日本救助犬協会(本部・東京)。救助犬は、訓練をするハンドラーの指示を受けて「出動」。あっという間に箱の中に隠れている人を見つけ、ワンワンとほえて居場所を知らせた。
 

 同協会浦安チーム副代表の松原博志さん(67)によると、災害救助犬は家庭で飼われている普通の犬を訓練する。最短でも1年間くらいかかるが、犬の種類や大きさは関係なく「活発なタイプの犬が早く身につく」と話していた。

朝日新聞
朝日新聞社の媒体に掲載されたおすすめの記事を紹介しています。

sippoのおすすめ企画

連載「保護犬の迎え方」

犬を家族に迎えたいと思ったら、選択肢に保護犬も入れてみませんか?連載「保護犬の迎え方」では7回にわたって保護犬の迎え方を詳しく紹介していきます。

Follow Us!
犬や猫との暮らしに役立つ情報をお届けします。