引き取り手が少ない使い捨てられた猟犬たち

写真左が代表の菊池氏、右が筆者。
今回は、多くの猟犬が猟師によって捨てられている現実を知り、そういった猟犬など他の団体やボランティアが引き出しにくい犬達を積極的に預かっている特定非営利活動法人KDP神奈川ドッグプロテクションを知り、取材に伺いました。
猟犬が捨てられるケースはあまり知られていませんが、猟で使われている犬達は、歳を取ると捨てられるケースが多いのが現状です。
犬に問題があるという訳ではなく、今回会った犬たちも大変人懐っこい犬達ばかりで、使い捨てになっている現状を変えるためにも、まずは多くの方に知って頂くことが重要です。
代表の菊池氏よりお話しを伺いましたが、現在KDPでは75頭程度おり、自然豊かな場所にケージに入ることなく敷地内を自由に過ごしています。
しかしながら、代表いわく「ここを維持していくのではなく、なくすことが目標」であり、そのためには猟犬の問題など現状を知って頂き、身近な問題として認識して貰えるようになる事、また、天災によって愛犬がセンターに預けられる可能性もあり、その時に安心して過ごせる「シェルター」としての役割を果たすセンターである事も大切、とおっしゃいます。そのためにも力を尽くそうと思いを新たにした取材でした。
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