質問主
5日前に腰を上げて首を下げて歩いていて、抱き下ろしの際には、キャインと泣き、お腹が痛そうでしたので、病院に連れていきました。
血液検査と、エコーの結果は
ALP350と高めで.点滴と、メトロニダゾール&ガスターを処方して頂きました。
下痢も嘔吐もしておらず、食欲もありますが元気はありません。
未だ、たまに震えと、キャインと泣いたりします。
本日、病院に連れていき、血液検査とエコー、レントゲンの結果、ALP394と上昇していました。
C反応は0.4
WBC8.2
レントゲンには胃に丸い物があるようで
再度エコーを見て頂きましたが、何も映らないから2~3日食事療法と薬でまた様子を見ることになりました。
エコーでは腸の動きが悪く、水も溜まっている
胆嚢も量が増えてると言われました。
6月にも腹痛で検査した時に
アルブミンが2.3と低く、胆嚢に泥水が溜まってるから半年に1度検査しましょうと言われていました。
夜中にキャインキャインと泣いて震えて眠れなそうで心配です
他に方法はないのでしょうか?
手遅れにならなければいいのですが、不安で相談させて頂きました。
2020-11-09 23:32:46
専門の獣医師からの回答
原因不明の急性の腹痛とのことご心配ですね。
まず,今回のようなケースでは,椎間板ヘルニアや関節症などの整形外科的な原因と膵炎や腸炎に代表される腹腔内の炎症性疾患による腹部疼痛とを鑑別する必要があります。
ALPやCRP(C反応性蛋白)がわずかに高く,胆泥も認められ,さらに以前より低アルブミン血症が認められるとなると,慢性膵炎や胆管炎さらには蛋白漏出性腸症などの疾患があるかもしれません。
これらの疾患は一連の疾患で,炎症性疾患のみならず,リンパ腫などの怖い病気が原因のこともあります。オーナー様の不安を解決するためにも一度精密検査を受けられても良いかと思います。
精密検査の内容としては,超音波検査,CT検査,内視鏡検査による腸生検などがあります。
どのタイミングでどこまでの検査を行うかについては,オーナー様の希望を主治医の先生に伝えて
よくご相談して下さい。
2020-11-12 16:36:03