質問主
現在飼犬のチワワが心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)の闘病中です。おそらく長い投薬治療となるとことを想定し、かかりつけの病院選定の判断を兼ねて、現在2軒の動物病院にて診断と薬の処方をしてもらいました。そこで両院とも強心薬と血管拡張薬の二種類を処方されました。強心薬は同じでしたが血管拡張薬は投薬回数と成分が異なりました。
処方された薬は以下です。
【A院】ベナゼプリル2.5mg(塩酸ベナゼプリルが主成分)を1日2回
【B院】エースワーカー0.5mg(テモカプリル塩酸塩が成分)を1日1回
*色々と調べたところ「ベナゼプリル2.5mg」というのは薬の商品名ではないかもしれませんが、A院にて薬の名前を聞いたところそのように説明されました。
素人ながら愛犬の治療に際して自身でもできる限り理解し、今後治療方針の判断もその都度納得の上にと思っています。そのうえでこの薬の投与量の差が単純に気になっています。単純な計算だと1日の投与量は、A院ではベナゼプリル5mg、B院ではテモカプリル0.5mgとなります。
上記薬の投薬量の差はそれぞれの成分の強度の差によるものなのか、それとも医師の判断の差によるものなのか教えていただけたら幸いです。
二つの成分は同量の場合に効果の強さに差があるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
*投与量が愛犬の症状や治療に対して適当なのかどうかをお伺いしたいのではありません。
2020-10-08 15:38:59
専門の獣医師からの回答
この2剤は同じ系統の薬ですが、それぞれに薬用量が定められており投与量は異なります。
薬用量とは、体重当たり何㎎使用するという用量であり、犬の体重に合わせて処方します。
お薬が違うので、薬用量が異なりますので、当然投与mgが異なります。
ですが、薬用量の範囲では各薬の効果はほぼ同等です。ただ、犬により、例えばAという薬の効きが悪くなったから、Bに変えるとよかったとか、その逆もありますので、各病院何種類かのお薬を持っていると思います。1日1回の投与が多いですが、症状により2回投与にすることもあります。
2020-10-10 15:23:44