質問主
飼育環境を外としましたが、昼は外、夜は内です。。肝臓の値が高く二ヶ月ほど前からフードをロイヤルカナンの肝臓療法食に変えてニチファーゲン配合錠とレベニンを処方されていますが、3日ほど前からご飯を食べなくなり薬も拒絶するようになりました。これを食べる、飲むと具合が悪くなるのをこの仔なりに分かったのだと思います。食欲がないわけではありません他の物には興味示します。昨晩は白い液を少し戻しました。まだまだ元気で全力疾走もしますが今年は狂犬病予防接種のちに戻すなど歳を感じるようになりました。ニチファーゲンは副作用が報告されているのでしょうか? とりあえず今日は医者に行って吐気の方を処置してもらおうと思いますが、今後どの様な治療をすれば良いのでしょうか。またロイヤルカナン以外にも肝臓に負担のかからないフードはどんなものがありますか?
元々胃腸は強くありません。食べ物で壊したことはないですが怖い思いをすると胃にきちゃう仔です
2019-10-11 08:46:34
専門の獣医師からの回答
まず,頂いた情報のみでは詳細は不明ですが,
ロイヤルカナンの肝臓療法食(肝臓サポートダイエット)は基本的には肝不全用の食事です。
肝臓の値が高いとありますが,もし肝酵素(ALT,AST,ALP,GGTなど)のことであれば,
肝不全とは無関係で上昇することも多いので,そのあたりは主治医の先生にすでに肝不全所見があるのかどうかをお聞きになった方がよいかと思います。
肝不全を伴わない肝酵素異常のみであれば,それは肝臓病とは限りません。
特にお腹が弱い子の場合は,慢性膵炎や慢性腸炎など消化器疾患を基礎疾患にもっている可能性もあります。
その様な場合には,肝臓用の処方食はむしろ症状を悪化させる可能性もあります。
いずれにしもこの先も食欲がなく嘔吐が続くようであれば,元気があるうちに次のステップを考えた方がよいかもしれません。
根本的な原因究明には二次診療施設におけるセカンドオピニオンも含めた精密検査が必要かもしれませんので,
主治医の先生とよく相談してみて下さい。
2019-10-17 15:47:09