質問主
2017年2月、由来不明肉腫(未分化)のため右後ろ足を大学病院で断脚しました。術後カルボプラチンによる抗がん剤治療も受けましたが、3回目投与後急性腎不全になり中止しました。その後大学病院で定期的にレントゲン・エコー・CTによる検査を受け、2019年1月にCTを受けた時点で転移再発はなく完治と診断されました。今後は経過観察で定期的な検査の必要はないとのことでしたが、かかりつけ医からは半年から1年後くらいの間に、もう1度検査を受けてはどうかといわれました。また2年で完治というのも疑問に思うといわれましたが、犬の腫瘍の完治の時期は何年でしょうか?
また今後の検査については、どのように受けるべきと思われますか?
2019-04-01 01:29:03
専門の獣医師からの回答
人の場合、胃がんや大腸がんは5年間、肝臓がんや乳がんは10年間を完治の目安としているようでが、犬の場合、様々な腫瘍における完治の定義は、はっきりしていないと思われます。犬と人の寿命を比較して、人の5~10年は犬の2~3年に相当すると思われますので、術後のCT検査で転移再発が認められないようであれば、そのあたりを完治の目安と考えても良いのかもしれません。これから10歳を超える年齢になってきますので、ご心配なようでしたら、健康診断を兼ねて1年に1回程度の定期検診を受けられることをお勧め致します。
2019-04-05 00:07:55