ワクチンの追加接種が3年に一度というのは、アメリカで猫のワクチン接種において出てきたものでした。
アメリカでガイドラインが出ていると言ってもある団体の推奨するものであって、北米やカナダにおける多数派は毎年の接種をおこなっているようです。
猫において不必要なワクチン接種を減らすことは、線維肉腫やアレルギーの発生する危険性を減らすことだと思いますが全ての猫において3年以上の間隔でのワクチン接種を行うには、まだ成績が不十分な気はしています。
個体によって抗体価には差があり、1年で低下する猫や3年以上抗体価が持続している猫もいるようです。
最近では、毎年抗体価を測って低下しておれば接種することを推奨しているグループもあります。
この方法は理屈には合っているかもしれませんが、費用面などを考えると飼主様の負担が増えるでしょう。