質問主
過去に尿結石になったことから、ヒルズc/dを与えていましたが、医師に腎不全(慢性か急性かはわかりません)と診断されたため、食事をヒルズk/dに変更しました。
食事を変更して以来かなりの頻度で膀胱炎になるようになりました。
こうした場合はk/dとc/dはどのように使い分けたらよいのでしょうか。
2017-06-27 23:00:32

専門の獣医師からの回答
腎不全の程度にもよりますが、血漿クレアチニン濃度>2.0mg/dl以上の犬猫はk/d給与によって生存期間が延びることが証明されているので、該当するようであればk/d給与が推奨されます。c/dは尿を酸性化して尿中のストラバイト結晶の形成を減らす療法食であるので、雄猫で膀胱炎に伴って尿道栓子(まれにストラバイト結石)によって尿道閉塞を起こす場合には推奨されます。c/d自体には膀胱炎を予防する効果はないので(ただしc/dマルチケアコンフォートにはリラックス成分が入っているので膀胱炎の予防にも有効な可能性がある)、尿道閉塞を頻繁に起こす状態でなく、血漿クレアチニン濃度>2.0mg/dl以上であればk/d給与を優先させ、膀胱炎に対しては水分の多給で対処するのが良いと思われます。
2017-06-28 15:45:16

質問主
詳しく教えてくださって助かりました。
尿道閉塞ですが、どのような症状でしょうか?
膀胱炎と症状は異なりますか?
水分を取るために目安量を知りたいのですが、うちの猫の場合は一日あたり120ml~よく飲んで170mlです。まだ少ないのでしょうか?
どれくらい飲ませれば膀胱炎の対処ができますか?
2017-06-28 16:43:29

専門の獣医師からの回答
尿道閉塞とは尿道が閉塞しておしっこをしようとしても全くおしっこができない状態です。飲水量はその子によって変わるので、一概に何ml飲めばいいということは言えません。いつも新鮮な水が十分飲めるように複数個所にその子の好みに合った水を用意してあげてください。食事をすべて缶詰などのウエット食に変えるのも効果的です。
2017-06-28 17:03:04

質問主
ありがとうございます。c/dマルチケアコンフォートの使用も検討してみようと思います。
2017-06-28 17:14:19
