イヌ・ネコの健康医療相談

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ぷくまま(質問主)


犬アイコン 犬 10歳 メス 柴

体重:10kg

飼育歴:3年6ヶ月

居住地:千葉県野田市

飼育環境:室内

現在、左前足の軟部組織肉腫の疑いで通院しています。
8月から自壊が始まっており、日に日に酷くなっています。肝臓を悪くしたことがあること、また年齢や性格的な面からも、全身麻酔や断脚は勧められないと主治医の先生から言われています。現在、炎症や化膿を抑える飲み薬、自壊した患部には抗生剤の塗り薬を塗っていますが、日に日に酷くなっています。お聞きしたいのは、このまま断脚せず今のようなケアだけだと、どのような経過をたどっていくのか、何か他に出来ることがあるのか、です。軟部組織肉腫の疑いと言われたのは2019年4月。しこりに気付いたのは2018年9月です。針を刺しての組織検査はやってみましたが、腫瘍が硬すぎて組織が取れなかったため『疑い』と言われています。

日時2021-11-04 13:48:32

専門の獣医師からの回答

軟部組織肉腫は、局所浸潤性が高く、転移率が比較的低い、体表に発生する間葉系悪性腫瘍(具体的には線維肉腫、末梢神経鞘腫瘍、脂肪肉腫、粘液肉腫が含まれる)と定義されています。治療は積極的な外科治療が第一選択となりますので、現在行われている緩和治療で改善する可能性は低いと思われます。また、生検で腫瘤が硬くて採取できなかったとのことでしたら、骨や軟骨と関連した腫瘍も鑑別に入るかもしれません。
麻酔や手術を勧められなかった理由(肝障害の履歴がある、年齢や性格)につきましては、実際に診察していないので何とも言えませんが、手術適応がどうかの判断は、過去の病歴や年齢で判断するものではなく、詳細な術前検査(血液検査、画像診断)の結果を元に、現在の状態を客観的に評価し、判断するべきものだと思います。すでに転移がある場合や心臓、肝臓、腎臓に重度の障害がある場合は、手術適応外と判断される場合もありますが、術前検査の結果、まだ転移がなく、全身麻酔可能と判断された場合は、今からでも外科手術は可能だと思われます。主治医は様々な理由で外科適応ではないと判断されているのかもしれませんが、手術適否の判断は、個々の獣医師の経験や考え方によっても異なると思われますので、積極的な治療を希望されるのでしたら、セカンドオピニオンを検討されても良いかもしれません。

日時2021-11-14 17:14:02

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