オスの三毛猫「みけお」保護団体が家族募集 「一緒に動物愛護の発信してくれる人に」

三毛猫はそのほとんどがメスで、オスの三毛猫は一説に「3万匹に1匹」とも言われています。その珍しいオスの三毛猫が兵庫県の動物保護団体に保護され、家族を募集しています。
保護しているのは、兵庫県宝塚市の動物保護団体「ペットアダプションセンター宝塚」です。保護犬や保護猫を迎えたくても一歩を踏み出せない人が相談できる窓口として設立された団体で、多くの保護団体やボランティアとのネットワークを持っているのが特徴です。
代表の西風直美さんによると、保護しているオスの三毛猫「みけお」は生後11カ月ほど。市内の住宅のベランダ下で野良の母猫が育てていた5匹の赤ちゃん猫のなかの1匹で、住民から保護してほしいと依頼があったそうです。離乳直後から人に育てられたため、とても人になれています。やんちゃで、遊ぶのが大好きです。

みけおと一緒に保護したきょうだい猫たちは、今はみんな新しい家族の元で暮らしています。西風さんは、みけおも新しい家族に迎えられて幸せに暮らしてほしいと願っています。ですが珍しい存在であるだけに、万が一にも譲渡後に販売されたり再譲渡されたりすることがないようにと心を砕いています。
このため西風さんは、みけおの家族になってくれる人として「現在猫と暮らしYouTubeなどで猫についての情報発信をしていて、みけおについても伝えてくれる人」、そして「西風さんたちと一緒に動物愛護についても時々発信してくれる人」を探しています。みけおを通じて、動物愛護に関心をもってもらえたらとの思いからです。ペットアダプションセンター宝塚への連絡はメール(westwind_net@yahoo.co.jp)で。
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