ニャーオニャーオで猫城主の年 「さんじゅーろー」、仕事始め

備中高梁稲荷神社に参拝し、記念写真に収まるさんじゅーろー
備中高梁稲荷神社に参拝し、記念写真に収まるさんじゅーろー

 西日本豪雨後に岡山県高梁市の備中松山城にすみ着いた猫城主さんじゅーろーが6日、冬休みを終えて城に戻り、仕事を始めた。

 休みを過ごした市観光協会の事務所で、午前9時から仕事始め式。「今年はネズミ年だが、令和2(ニャン)年、2020(ニャーオニャーオ)年でさんじゅーろーの年でもある」という中村宏史会長のあいさつを近くで聞いていた。

高梁市観光協会の仕事始め式に「臨席」したさんじゅーろー
高梁市観光協会の仕事始め式に「臨席」したさんじゅーろー

 その後、職員らと備中松山藩の守護神である備中高梁稲荷神社(落合町近似)に参拝。鈴はらいを受けた時は、頭上で鳴る鈴を興味深そうに見つめ、祝詞(のりと)で名前を呼ばれると「ニャーオ」と返事。午前11時ごろには約1週間ぶりに城に戻った。「ねこちゃんがいるー」と叫びながら近寄ってきた家族連れらと遊んだり、記念撮影をしたりと城主の仕事を再開した。
(菅野みゆき)

【関連記事】城主になった猫「さんじゅーろー」 豪雨、失踪…災い転じて

朝日新聞
朝日新聞社の媒体に掲載されたおすすめの記事を紹介しています。

sippoのおすすめ企画

連載「保護猫の迎え方」

猫を家族に迎えたいと思ったら、選択肢に保護猫も入れてみませんか?連載「保護猫の迎え方」では、7回にわたって保護猫の迎え方を詳しく紹介していきます。

Follow Us!
犬や猫との暮らしに役立つ情報をお届けします。