秋田犬「花娘」、「ふれあい処」に今年初出勤 秋田市の公園

「ふれあい処」に勤務する秋田犬の花娘=秋田市の千秋公園
「ふれあい処」に勤務する秋田犬の花娘=秋田市の千秋公園

 秋田市の千秋公園で、秋田犬と気軽に触れあえる施設「秋田犬ふれあい処in千秋公園」がはじまった。ケージ越しに秋田犬を触ったり、写真撮影をしたりして、観光客らでにぎわっている。10月31日まで。

「ふれあい処」での展示は昨年に続き、今年で2回目。秋田犬保存会秋田中央支部の会員が育てる秋田犬5頭が、1頭ずつ交代で「勤務」する。

 12日に勤務したのは、1歳半のメス・花娘(はなこ)。飼い主の榎(えのき)誠祐さん(71)は「今年は今日が初めての勤務だったので、緊張しているみたい。触れるかどうかは、犬の気分次第です」と話す。薬剤師の森川則子さん(66)は「大型犬だけど顔がとても優しいのが、秋田犬の魅力。今日は触れなかったけど、やっぱりかわいくて大満足です」。

 人気の一方で、犬の体調管理が課題だ。秋田観光コンベンション協会によると、展示スペースの上に日よけの屋根を設けたり、休憩中は目隠し用のすだれでケージを覆ったりして犬たちに配慮しているという。

 施設は無料で、午前11時~午後3時。正午から30分間は犬の休憩時間。通常は1頭だが、秋田竿燈(かんとう)まつり期間中やクルーズ船寄港時などは2頭に増やす。
(高橋杏璃)

朝日新聞
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