野良猫の不妊去勢手術の資金 ふるさと納税で110万円集まる

静岡県御殿場市がふるさと納税サイト「ふるまる」に掲載したクラウドファンディングのPR画像(同市提供)
静岡県御殿場市がふるさと納税サイト「ふるまる」に掲載したクラウドファンディングのPR画像(同市提供)

 静岡県御殿場市は昨年、ふるさと納税の制度を使って野良猫の不妊去勢手術の資金を集めるクラウドファンディング(CF)を実施し、目標額を超える約110万円が集まったと発表した。約100匹分の手術代に相当し、来年度の事業資金として使われるという。

 返礼品付きのふるさと納税が人気を集める一方で、使い道や目標額を明確にしたCFの手法で寄付金集めを行う自治体も増えつつある。

 御殿場市では、地域での摩擦を生みがちな野良猫問題に対処するため、各地区で捕獲や掃除を行う「地域猫活動」にこれまで年間40万円の予算をかけてきた。来年度は捕獲・手術の数を増やそうと、初めてCFの実施を決めた。

「『地域猫活動』をもっと広めたい!」のプロジェクト名で、ふるさと納税サイト「ふるまる」に掲載。昨年9~12月に目標額100万円で寄付を募集し、86人から109万5千円が集まった。寄付者には市のマスコットキャラクターのクリアファイルを送った。

 市環境課のまとめでは、昨年までの7年間に市内では飼い主のいないネコの不妊去勢手術が約1千件行われた。多くは市民の有志が自費で動物病院に持ち込んでいる。市では「今回のプロジェックトは、この問題を考えてもらうきっかけにもなった」としている。

(六分一真史)

朝日新聞
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