老犬との日常を描いたマンガ「パンダと犬」 「犬かわいいよ!」
SNS上で発表され、愛犬家たちから共感を呼んだ実話マンガ「パンダと犬」(ぴあ)が書籍化され、話題を集めている。14歳のビーグル犬・梅吉と、なんとパンダ化した作者(飼い主)の日常を4コマで描いたマンガだ。
老犬の梅吉は、いつもヨボヨボしていて、う〇こもポロポロこぼしてしまうし、なぜか使用済のトイレシートに突然じゃれついたりしてしまう……だけど、とにかくかわいくてたまらないといった作者の愛情が、随所にあふれている。老犬と暮らす苦労の何倍も「犬かわいいよ!」という気持ちが伝わってくる。
梅吉を好きすぎるあまりにとってしまう、作者のユーモアな言動の数々には、犬好きの人やペットを飼っている人なら思わず「あるある」とニヤニヤしてしまうだろう。同書のために、梅吉との出会いを描き下したマンガも必見だ。
作者に直撃
作者は、イラストレーターの「スティーヴン★スピルハンバーグ」さん。居住地、年齢、性別など一切非公表の人気イラストレーターだ。
そんなスピルハンバーグさんが、同書についてインタビューに答えてくれた。
――プロフィール非公開とのことですか、こっそり教えてください。
「秘密にするのがかっこいいと思ってるから、全部秘密だよ!教えないよ!」
――ご自身のキャラクターは、なぜパンダなのですか?
「パンダが好きだからだよ!」
――梅吉が子犬の頃から現在まで、変わったところなどあれば教えてください。
「これといって特にないけど、可愛さは日々増していってるよ!」
――老犬と暮らしている方へ、メッセージをお願いします。
「みんな自分ちの犬が一番かわいいよね! そうだよね! 犬かわいいよ!」
――この本を“こんな風に見てほしい”などあれば教えてください。
「う〇この話が多々出てくるから、食事中は読むのを避けて欲しいよ!」
一方、担当編集者は見どころについてこう話す。
「14歳の老犬・梅吉と著者の、シュールで笑えて温かい日常を描いたマンガの数々は、何度も読み返したくなる味わいがあります。老犬と暮らすということは、決して笑いだけではない現実もあるかと思いますが、“犬かわいいよ!”の一言ですべてが愛おしくなる作品です」
(安田有希子)
著者:スティーヴン★スピルハンバーグ
発行:ぴあ
定価:980円(税別)
判型:A5判 頁数:128P
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