犬・猫の病気に備えを 地方銀行でも「ペット保険」を販売

(写真は本文と関係ありません)
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 大分銀行は、ペット保険を展開するアニコム損保と代理店契約を結び、今年から犬や猫の病気やけがに備える「ペット保険」の販売を始めた。大分県内の金融機関で初めてという。

 調査会社の富士経済によると、2017年のペット保険の契約件数は約142万9千件にのぼる見込み。一方、大分銀によると、ペット治療は公的な保険制度がなく、飼い主の全額負担が原則。MRIを含む検査代が14万円を超えた、通院に1日2万円、手術に50万円以上かかったなどのケースもあるという。

 対象は、0歳から7歳11カ月の犬猫。保険の主な内容は、治療費の7割と5割を補償するというもの。月々の支払いは3千~8千円ほどという。

 ペットの写真を入れて作った「どうぶつ健康保険証」を県内41の提携病院で提示すると、窓口での支払いは、負担分のみで済むサービスもある。本店と県内の全支店で取り扱う。

 大分銀は「家族のようにペットを大切にする人が増えている。病気などいざという時の不安解消につながれば」と話している。

(矢鳴秀樹)

朝日新聞
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