やんちゃな子猫とやさしい秋田犬 顔そっくり“はちわれ兄弟”
「顔そっくり!」「仲良しすぎか!」と、ツイッター上で一躍人気者になった秋田犬と子猫の「はちわれ兄弟」。ついに凸凹コンビの写真集が発売された。
(末尾に写真特集があります)
ちょっぴり生意気な子猫「雷蔵」をやさしく見守る秋田犬の「風雲丸」。犬と猫という種を超えてそっくりな2匹の出会いは突然だった。
岡山県の山あいの町で、大工のおとーちゃん、優しいおかーちゃんと穏やかに暮らしていた“兄”秋田犬の風雲丸。そこに、勝手にえさを食べに来たのが、風雲丸にそっくりな子猫・雷蔵だった。
親猫の気配もなく、そのまま育てられることになった雷蔵。おとーちゃんがツイッターに〈風雲丸に弟分ができました〉と何気なく“兄弟”の2ショット写真をあげると、あまりのそっくりさと仲良しぶりに、リツイート&いいねが嵐のように殺到! こうして、風雲丸と雷蔵は、日本一有名な凸凹兄弟になった。
写真は全て、大人気写真集「のら猫拳」の久方広之カメラマンの撮りおろし。「のら猫拳」を見た担当編集者が、「この人なら、風雲丸と雷蔵の楽しげな仲良しな雰囲気をしっかり写真に収めてくれる」と確信したことと、「雷蔵くんが“のら猫拳”をしたら、どんなにかわいいんだろう? 見たい」という個人的な願望もあり、撮影を依頼したという。
写真集では、もちろん雷蔵が“のら猫拳”をたっぷり披露しているので必見だ。
著者で“はちわれ兄弟”のおとーちゃんこと笠光生さんに、2匹の普段の様子と、写真集出版の感想を聞いた。
「2匹は基本的にずーっと一緒にいますね。風雲丸は元々、月イチで吠えるか吠えないか……というくらい大人しく優しい性格でしたが、雷蔵が現れてからさらに、顔つきまで優しくなりました。風雲丸は、雷蔵が風雲丸の脚や尻尾に噛み付いたり、ちょっかい出したり、いたずらが行き過ぎた時だけは、低めに唸って指導しています」
「本の出版は『まさかこんなことになるとは……』という状態です。届いた見本を初めて開いた瞬間は、子どものいない僕にとって、初めて子どもが生まれたような、なんとも言えない不思議で幸せな気持ちに包まれましたよ」
担当編集者はこう見どころを説明している。
「ちっこい雷蔵君のやんちゃさと、それを優しく見守っている大きな風雲丸くんの対比、そして何より本当の兄弟のような仲良しっぷりを楽しんでもらえたら嬉しいです」
笠 光生・著 久方広之・撮影
主婦と生活社刊
A5変形判/オールカラー96ページ
本体価格1,200円+税(定価1,296円)
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