人気猫2匹、宣伝アンバサダーに就任 映画「ねこあつめの家」

主演の伊藤淳史さんに抱かれるシナモン。キャットタワーにはドロップ。
主演の伊藤淳史さんに抱かれるシナモン。キャットタワーにはドロップ。

 映画「ねこあつめの家」に出演する人気猫シナモンとドロップが、同作品の宣伝アンバサダーに選出され、猫の日前日の21日、東京・新宿区にある猫カフェ「きゃりこ 新宿店」で就任式が行われた。

(文末に写真特集があります)


 シナモンとドロップはキャットタワーに“登壇”し、多くの取材陣に囲まれたが、猫カフェという場所だけにリラックスした様子だった。


 就任式では、映画の岩淵規プロデューサーによる信任状の読み上げがあり、(株)ペティオの山田武史代表取締役社長よりシナモンとドロップに報酬キャットフード1年分とおもちゃなどが贈呈された。


 会場には主演の伊藤淳史さんも応援に駆けつけ、映画撮影時のエピソードを語った。


「犬を飼っているので…(笑)猫は距離があるイメージでした。でも撮影に入ると、膝に乗ってきたり、猫とずっと一緒にいました。見ているだけで自然と笑顔になってしまうので、長い待ち時間も、猫のおかげで苦にならずに過ごせました。」


 伊藤さんは、この映画によって猫とのつきあい方も学んだという。


「近所の猫に近づくといつも逃げられていましたが、“向こうから来るまで待つ”と作品で学び、あえて無視するようにしたら、猫のほうから近づいてきてくれるようになりました。」


 最後に映画の見どころについて聞かれると「猫がかわいくて癒やされるのはもちろん、主人公の心の揺れや悩みを通して、人は一人では生きられないと感じさせてくれる人間ドラマになっています。猫好きの人はもちろん、犬を飼っている人にも、みなさんに劇場に足を運んで欲しいです」と締めくくった。

一緒に一礼
一緒に一礼

 普段から猫カフェに在籍する猫たちに見守られてのイベントだったこともあり、会場は終始なごやかムード。カメラマイクに興味を示す猫、かまってほしくて記者の周りをうろつく猫、いつも通り優雅に毛づくろいする猫など、シナモンとドロップ以外の猫たちも“ホスト役”に一役買っていた。


 映画は4月8日(土)より、新宿武蔵野館などで全国公開され、劇中でシナモンは“ちゃはちさん”、ドロップは“みけさん”を演じている。

sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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