白い子犬とお散歩、若い男女 駅前広場で夜10時過ぎ

「ひまわり」。公衆トイレの照明の下で撮影した
「ひまわり」。公衆トイレの照明の下で撮影した

 時計塔のステンドグラスに明かりがともり、ステージ上の高さ約9メートルのおしどり形アーチがライトアップされていた。18日午後9時ごろ、風紋広場(JR鳥取駅前)に着いた。植え込みの縁に腰を下ろしていると明かりもライトアップも消えていた。

 手元の時計は午後10時2分。しばらくすると1組の男女がステージに現れた。足もとに何か白いものがいた。子犬のようだ。男女の1人が走ると一緒に走ってゆく。

 男性は佐々木みずきさん(21)。アルバイト帰りで、彼女が犬を連れて迎えにきたそうだ。子犬は生後6カ月の雌で名前は「ひまわり」。「人もいないし、明るいと白くて目立たないから、夜の方がいいかと思って」と佐々木さん。遊ばせるために広場に立ち寄ったという。

 19日午前0時半にも広場に行ってみたが、だれもいなかった。連休は18日まで。人がいないのは当然か。

(柳川迅)

朝日新聞
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