ハチ公、90年ぶり主人と会えた 東大にブロンズ像
忠犬ハチ公が、ご主人に再会。そんな光景をかたどったブロンズ像(高さ約1.9メートル)がハチ公の死後80年となる8日、東京大学農学部(東京都文京区)の正門近くの敷地内に建てられた。
飼い主の上野英三郎博士は旧東京帝大教授の農業土木学者。博士が1925年に急死した後もハチ公は約10年間、東京・渋谷駅に通って帰りを待ち続けたとされ、同駅前には1頭だけで座るハチ公像がつくられた。再び上野博士と一緒にさせてあげようと、東大の教員が像づくりを計画し、1千万円以上の寄付を集めた。
(朝日新聞2015年3月9日掲載)
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