座り心地、満足だ「ニャー」 ニタマ駅長が初の公式行事
和歌山電鉄のたま駅長の後継として8月に「たまⅡ世駅長」を襲名した三毛猫のニタマが6日、貴志川線貴志駅(紀の川市貴志川町神戸)で、襲名後初めて公式行事に出席した。
この日は地元の和歌山東南ロータリークラブが、沿線の環境整備に貢献しようと、ニタマが駅長を務める同駅など5駅に計八つの木製ベンチを寄贈。同社を代表して小嶋光信社長(70)とニタマが感謝状を贈り、除幕式をした。小嶋社長に抱えられたニタマはベンチの座り心地を確かめると、満足げに「ニャー」と鳴いていた。
ニタマの堂々とした初仕事ぶりに小嶋社長は、「実に落ち着いていた。自分がやらニャーと責任感が生まれてきたようで、たまもほっとしていると思う」と評価した。同クラブの平平治(やすじ)会長(70)も「ニタマちゃんの晴れの初仕事にしていただき、光栄です」と話していた。(伊吹早織)
(朝日新聞2015年9月7日掲載)
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