「ニタマ」、たま2世駅長に就任 野良猫から「会社の顔」に

たま神社のたま駅長の銅像と貴志駅のたまⅡ世駅長=11日、和歌山県紀の川市
たま神社のたま駅長の銅像と貴志駅のたまⅡ世駅長=11日、和歌山県紀の川市
 6月に死んだ和歌山電鉄のたま駅長の後継として、11日に「たまⅡ世駅長」を襲名した「ニタマ」。生後間もないころに、岡山市内の道路脇を雨の中、ぬれながら歩いていた子猫が、ひょんな出会いから今や会社を代表する顔に。重職を担うことになった「シンデレラ」に、この日、貴志駅(紀の川市)の「たま神社」の開社式に集まった人たちもエールを送った。


 5年前、岡山市内の主婦が泥まみれで車にひかれそうになっていた子猫を保護。洗ってみると、たまと同じ三毛猫だったことから、和歌山電鉄の親会社の岡山電気軌道に引き取りを相談。しばらくは岡山で飼われていたが、3年前に和歌山電鉄伊太祈曽駅長に着任した。

 ニタマをたまⅡ世駅長に抜擢(ばってき)した理由として、和歌山電鉄の小嶋光信社長は、たま駅長から直接薫陶を受け、しばらく貴志駅の駅長代行も務めてきた今までの貢献を評価。「すでにニタマファンがたくさんできている」と話す。たまⅡ世駅長襲名後も、「ニタマ」は通称で使われる。

小嶋光信和歌山電鉄社長(右)から貴志駅のたまⅡ世駅長就任の辞令を受けるニタマ=11日、和歌山県紀の川市
小嶋光信和歌山電鉄社長(右)から貴志駅のたまⅡ世駅長就任の辞令を受けるニタマ=11日、和歌山県紀の川市
 帰省中に遊びに来た埼玉県ふじみ野市の谷津由梨さん(10)は「ニタマちゃん、かわいかった。たまちゃんには生きている間に会うことはできなかったけど、ニタマちゃんには頑張ってほしい。応援していきたいです」と話していた。(広津興一)


朝日新聞
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