質問主
腎臓病末期の老猫です。
保護して2年目なので詳しい年齢は分かりません。
半年ほど皮下輸液をしていますが、吸収しなくなったのか4日前に病院で腹水が溜っているとの事で腹水を抜いてもらいました。
その後は今まで毎日100mlの点滴から50mlに減らしました。
腹水を抜いてからは50mlの皮下輸液を3日間行いました。
今朝後ろ足が動きづらそうなので、見てみるとタプタプしています。
食欲はありませんが、まだ水は飲んでいますし、2.5キロに対して30キロカロリーに満たないほどですがご飯は食べています。
また、元気はなくクタッとしてあまり動きませんが、トイレは自力で行ってます。(とても利口な猫なので辛くても頑張っているのだとは思います)
呼吸は、腹水を抜く前よりは楽そうなので肺にまでは達してない感じはします。
質問は3つです。
後ろ足側に水が溜る事はあるのか?
溜った水を抜くタイミングはどこで判断したら良いか?
また、このまま皮下輸液は続けたほうが良いか?
2020-01-15 10:30:00
専門の獣医師からの回答
ご心配ですね。末期の腎臓病で皮下輸液をされていますが、吸収が悪く皮下に輸液が貯まり腹水が貯留している様子です。輸液の目的は、水分と栄養補給ですが皮下輸液が吸収されないのであれば静脈からの輸液で実施されないと効果的ではありません。また一般的にはネコの慢性腎臓病においては多尿となるために脱水状態を引き起こします。そのため腹水の貯留は、認められず他の原因も考えられます。皮下の輸液量、輸液の浸透圧問題や肝機能、循環機能の問題も存在するかもしれません。まず皮下輸液は中止し静脈内投与を行い、腹水除去は呼吸状態が抑制されるようでしたら除去するべきだと思います。主治医の先生とよくご相談ください。
2020-01-16 18:37:56