イヌ・ネコの健康医療相談

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歌恋(質問主)


猫アイコン 猫 10歳 メス 雑種

体重:4.8kg

飼育歴:9年8ヶ月

居住地:東京都八王子市

飼育環境:室内

2017年8月の健康診断で膀胱にストルバイト結晶が溜まっているのが見つかりましたが特に症状はなく、療法食に切り替えて半年ごとに診察を受け経過観察していました。ただ食欲にムラがあり、あまり食べない日も多く、消化器サポートの療法食も併用していたため、結石用の療法食をちゃんと摂取できてはいませんでした。

食欲不振が続き心配していた2020年の12月11日、激しい嘔吐を繰り返して元気がなくなったため受診すると、血液検査でCREAとBUNの数値が振り切れて計れないほど上昇しており潜血は+2。
左側の尿管が結石により閉塞している可能性が高く、右腎はかなり萎縮しており半分も機能していないだろうとの事。このため左腎だけで頑張って機能を維持していたようですが、尿管閉塞により急性腎不全を起こしていました。
この日から5日間通院し、点滴等の内科的処置を受けましたが改善は見られず、尿毒症も起こっており生命の危険にさらされていたため、5日目に先生の勧めでサブシステムを設置する手術を受けました。
その後、感染症を起こしたり食欲がなくなってしまったりと色々ありましたが、何とか乗り越え元気を取り戻していました。

ところが術後4ヶ月が過ぎた2021年4月28日(ポート洗浄の11日後)、突然夜中から朝まで断続的に激しい嘔吐が続いた後に元気がなくなり、前回と様子が同じだったので急いで受診すると、サブシステムの腎臓とポートをつなぐ管に細かい結石が詰まり、閉塞していることがわかりました。再度ポートの洗浄をしたり、管をクランプして水流で詰まりを改善しようとするなど手を尽くしていただきましたが閉塞は改善されず、結局詰まった管を交換する手術になりました。

サブシステム設置からわずか4ヶ月で再閉塞、再手術になるとは想像していなかったのでショックでした。小さな体に2回もメスを入れられ、つらい思いをさせてしまった事がかわいそうでなりません。
今は退院し、順調に回復してきていますが、この先同じような頻度で同じ事が起きるのではないかと危惧しています。もしまた詰まってしまった時、生命を助ける別の方法はないのでしょうか?

担当の先生の事はとても信頼していますし、この事もご相談しましたが、「僕ももっと考えてみます」という事だけで、具体的なお話はまだ聞けていない状況です。
セカンドオピニオンも考えていますが、主治医の先生には言い出しにくいのです。

*画像は交換した際に取り出した管です。

日時2021-05-16 13:52:15

専門の獣医師からの回答

サブシステムが詰まる頻度はその子によって違うので、定期的(1~3ヵ月毎)に超音波検査で詰まっていないか確認していただき、つまりが疑われればポート洗浄をしてもらいます。ポート洗浄でも詰まりが取れなければ、詰まっているチューブの交換になります。サブシステムの閉塞を少しでも遅らせるには、水分を多くとって常にチューブ内を尿が流れるようにしてあげるのがよいので、何度も詰まってしまう場合には、食事を100%ウェットなものにしてあげたり、家庭で朝晩皮下補液をしてあげるのが効果的です。ちょっと前まではなかなか助けることのできなかった尿管閉塞ですが、今は適切に管理してあげれば寿命を全うできる子も多く出てきています。大変でしょうが頑張って管理していってあげてください。猫ちゃんが少しでも長く元気で過ごせることを祈っています。

日時2021-05-19 09:44:29

歌恋(質問主)


今回はお答えいただきありがとうございました。

食事を100%ウェットにするのは、本猫の嗜好の関係で少し難しいのですが、現在はほぼ100%ドライフードを食べているので、ウエットを与える頻度を少しずつ増やして水分が多く摂れるように工夫してみようと思います。

彼女が20歳になっても元気な状態で一緒にいたいと思っているので、できることをできる限りしてあげるつもりです。

日時2021-05-19 23:09:33

なぜ猫は腎臓病になりやすいのでしょうか。腎臓病の原因、代表的な症状、検査の基準値について、猫専門病院「東京猫医療センター」の服部幸院長が解説します。猫の健康に役立つ知識が身につく「まなびばsippo」をご覧下さい。

 
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