相談・獣医師回答・コメント
ゆう(質問主)
猫 9歳 メス アメリカンショートヘア
体重:6kg
飼育歴:9年1ヶ月
居住地:東京都荒川区
飼育環境:屋外
先日、9歳のアメリカンショートヘアーの雑種のメス猫の心筋梗塞についての質問をしましたが、申し訳ありません。病名が違っていました。心筋梗塞ではないく、肥大性心筋症でした。心臓の筋肉が厚くなる病気と言われました。ここからは同じ質問になりますが、毎回cpkの血液検査をしています。薬の服用もしていますが、cpkの数値が常に900で前回の検査では1400になりました。
医師からはこの数値ならまだ許容範囲と言われました。様子を見てくださいとの事でしたが、正常値の数倍ある状態です。検査はcpkだけしていればいいのでしょうか。またこの高数値が継続してて体に負担はないのでしょうか?
猫の状態は比較的安定していて、食欲もあります、呼吸が荒いということもないです。また、時々他の猫と戯れ合って走る事もあります。
薬の種類は前回の質問の時に書きました。
何度も申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
2020-08-06 09:12:22
専門の獣医師からの回答
やはり心筋症でしたか。肥大型心筋症は猫の一般的な心臓病です。
腎臓病の検査もされていると思いますが、年齢的に一応、甲状腺機能亢進症でないかも検査したほうがいいでしょう。この病気でも心臓の筋肉は厚くなります。
心臓の検査は、レントゲン、心電図、心臓のエコー、心臓のバイオマーカーといわれる血液検査などでおこないます。CPKで心筋症の経過を判断することはできません。上記の検査を総合して判断する必要がありますので、CPKの数字だけの検査では心筋症全体を把握することは難しいと思います。
この病気は、動脈血栓症も多く合併しますし、肺に水が貯まったりします。ちなみに、ねこで呼吸困難が生じた場合にはほぼ末期ですので、心筋症を症状だけで安心するのは非常に危ないです。
お薬もその病態によって異なりますので、よく担当の先生にご相談ください。
2020-08-08 09:44:11
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