イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

ボンちゃん(質問主)


猫アイコン 猫 9歳 オス 雑種

体重:5.2kg

飼育歴:8年11ヶ月

居住地:兵庫県神戸市中央区

飼育環境:室内

はじめまして。
9歳の雄猫(雑種・去勢済)の喉(首右側)のしこりについて伺います。
一週間ほど前にぷっくりしたしこりが一か所あるのに気づき様子見しておりましたが状態が変わらない為受診しました。
リンパ腫を疑い針吸引検査をしましたが、二回取った二回とも血液しか採れておらずほぼリンパ腫ではないのではという事で何か固い腫瘍(結構大きめ)なので、CT検査を受けますかと提案がありました。
ダメ元で抗生剤を一週間与えてみて状態が変わらない、もしくは大きくなる様ならCTを考えるという事にし今様子見です。
また昨年末に左目が腫れと涙で調子が悪く、これがリンパに影響しているという事は考えられないでしょうか。以前家に居た子猫の時のネコ風邪が酷かった猫の喉のリンパの腫れとそっくりな状態なので。
CT検査が必要なら受けるつもりですが、今の段階で考えられる原因、また他の診察方法はないかと思いご相談しております。
お返事よろしくお願いいたします。

日時2020-02-28 13:34:32

専門の獣医師からの回答

腫大したリンパ節の針吸引生検を実施した場合、原因(炎症や腫瘍)に係わらず血液しか採取されないという現象は、通常は起こらないと思われます。腫瘤が確実に穿刺されているにも係わらず、血液しか採取されない場合は、腫瘤がリンパ節ではない可能性が高いかもしれません。血液が貯留している腫瘍では、針吸引生検で血液しか採取されない場合もあると思われますが、その場合は超音波ガイド下で血流が豊富な場所や液体貯留部位を避けて穿刺することにより、目的とする細胞が採取できる場合もあります。腫瘤が血管肉腫であった場合は、針吸引生検では血液しか採取できないため、診断には摘出後の病理組織学的検査が必要となります。もし、血管肉腫の疑いがあるようでしたら、腫瘤が皮膚原発病巣か転移(脾臓原発が多い)病巣かの鑑別を行うために、腹部超音波検査も必要です。CT検査は部位の特定や腫瘍周辺の状態、転移の有無などについて詳しい情報が得られるため、外科手術を行う場合には有用だと思われますが、診断を確定するには、細胞の形態学的な検査(細胞診、病理組織学的検査)も必要になると思われます。
担当の獣医師が、診断に苦慮されており、CT検査が必要と判断されているのだと思われますが、不安があるようでしたら、CT検査の目的(どのような病気を疑っているのか)や検査によってどこまでのことがわかるのかなどを質問し、納得されてから検査を受けられることをお勧め致します。

日時2020-03-01 23:15:46

ボンちゃん(質問主)


丁寧なお返事ありがとうございます。
CT検査をするにしてもおっしゃる様にもう少し獣医師と話し合って説明を受けてからにします。
不安な中素早い返信で大変心強く、また今後の方針を決める助けとなっていただけました。
お忙しい中本当にありがとうございました。

日時2020-03-02 21:18:33

猫の皮膚病は飼い主が気づくことが多い病気です。よくある事例や飼い主が気づけるポイントを、猫専門病院「東京猫医療センター」の服部幸院長が動画で解説します。

 
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