イヌ・ネコの健康医療相談

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ぺちかぐ(質問主)


猫アイコン 猫 12歳 メス アメリカンショートヘア

体重:4.9kg

飼育歴:11年4ヶ月

居住地:秋田県秋田市

飼育環境:室内

我が家のアメショ(3月下旬に12歳)女の子は、最近カリカリを食べても直ぐに吐出(ほぼカリカリの形のまま吐く)するようになり、食欲も落ち、少しずつしか食べられないので体重も減り、2週間で5.6kgから4.9kgまで減りました。

よく観察していると、ほとんど走らなくなり、休む場所も、いつものベッドでは無くあまり登らなくて済むような低い位置の丸くせまい場所に丸まって頭は常に上向き。

しかも、呼吸がわずかですが苦しそう(回数も多い時がある)に見える時があり、そういう時は大抵じっとしたまま動かずお腹を動かして一生懸命呼吸しているように見える時もあります(ずっとではありませんが、動いた後に動作が止まる感じです。日に日に止まる時間が増えてきた気がします。)

また、ゴロゴロする頻度もかなり少なくなり、したとしても鼻がキュルキュルと鳴るようになっていて、人間で言うところの痰が絡んでいるような気がします。

以上のような状態で動物病院で診察して頂いた所、簡易的な血液検査ではほぼ大丈夫な数値で、尿検査ではシュウ酸の結石がほんのわずか見つかりましたがそれも今すぐ生き死にに関わる問題ではないと言われ、レントゲンを取ったら心臓の左(頭側)、本来肺として黒く見えなければならないところが、不明瞭なぼんやりとした白い何かが写っており、エコーで確認したところ、腫瘤のようなものがある様に見え、それが食道を圧迫して、吐出につながっているようだ、との話でした。

数日後には全身麻酔でCT検査をして頂く予定で、細胞診等、必要な診察をして確定診断へとの流れなのですが、、、

初見での見立てでは、胸腺腫やリンパ腫、肺癌あたりとの事でした…

私はうちの子の年齢的に、先生に手術すべきだと言われてしまったら、どうすべきかかなり迷うと思います。

その病気の種類も確定していないので、ますます悩むのですが、でも、CT検査の時に何か見つかって内視鏡等でなにか処置する事が発生したら、お電話を下さるとのことで、もしそうなった時にスムーズに返事が出来るように、前もって心の準備をするためにも、情報が欲しいのです。

また、先生が何かの手術を勧めてくださった時、その手術をする痛みや苦しみと引き換えに、どれ程のメリット(何年QOLの良い状態での生存)があるのか、大まかでも、過去のデータ等で予測できるのでしょうか?
そしてその予測はあくまでも予測だと思うので、何%の確率で予後が良く助かるとの話になった時、例えばそれが60%などという、これまた微妙な数値だった場合に、それでも私は積極的治療に飛び込むべきか、かなり悩みます…

そして最終的には飼い主が決めてくださいと主治医に言われてしまったら、私はどちらを選択すべきなのか、12歳になる高齢期の猫に手術なんてして、大丈夫なのでしょうか…何を目安に考えればいいのか、、、途方に暮れると思います。

また、手術ではなく、抗がん剤治療を勧められたら、何度も通院して何時間も拘束されたり、経口投薬を本気で嫌がるうちの子が、やって行けるものなのでしょうか?

通院や入院、経口投薬など、不自然なことを人間にされることが本当に本当に大嫌いなうちの子に、本当に治療を施していいものか、悩んでいます。

もちろん、治療する事で本当にかなりの改善が期待されるのなら、迷わずにお願いしたいです。

うちの子はまだギリギリ平気なフリ(まだ吐出では無く、唾液を吐く症状の時に別の病院で診察して頂いたところ、ちょっとした胃腸炎だろう程度の診断で、ステロイドや抗生物質の注射を何回か打たれ、食欲が回復したので1ヶ月経過してしまいました)をしています。

血液検査もまだ引っかからない、他院の先生も見逃してしまうくらいに見えてしまうこの状況で、体にメスを入れたり、抗がん剤治療するのはかえって悪化を早めるだけなのではないか、私が積極的に治療を進めたせいでうちの子が要らぬ苦しみを味わった挙句、苦しんだまま死ぬのではないかという恐怖を考えると、夜も眠れず、あと数日後にCTの日なのですが、その前に私自身が死んでしまいそうなくらい心が震えています。

短期間で、状況が変化していっている様にも見えるうちの子なので、やはりなんらかの治療はさせてあげた方がいいのだろうとも思いますが、QOLが著しく落ちてまで延命治療するだけのような治療なら、辞めた方がマシだと思います。

でも私は治療内容を聞いてもそれがどこまでのものか、想像が追いつかなくて、急に主治医に色んな話をされても、きっと何を目安に考えたらいいのか分からなくなると思います。

猫目線で考えれば、病院も嫌いだし薬も大嫌いだし、今すぐ何もしない方がよほど気は楽に決まってます。
でも、何もしなければきっとどんどん呼吸が苦しくなって、その腫瘤(腫瘍?)の圧迫によって食道が細くなり、吐出が悪化しいつか自分で食事を飲み込むことが出来なくなるかもしれません…

先生の勧める治療へGOサインを出す判断基準や、判断材料(例)を知りたいです。

ちなみに、何もしないで緩和ケアのみという選択をした場合、やはり自宅で経口投薬が必須でしょうか?本当に経口投薬を嫌がる子なので、ますます何も食べてくれなくなりそうです(過去、既にそうなり、そのために前の病院で注射でのステロイドや抗生物質でした)が、そんな苦痛すらこの子が拒否してやせ細って、水だけであまりにも生きる希望もなく苦しみだけの時間が長く続き、それがむごたらしい惨状の時は、安楽死をして解放してあげたいとの思いが、私の今考えられる最善だと思う価値観です。
それを踏まえた上で、どうすべきかアドバイス頂けないでしょうか?
私が1人きりで人生のどん底にいる時に、生きる理由を与えてくれたかけがえのない子です。こんな事になり、動揺して書いてしまって、文章が分かりにくかったらすみません。

日時2020-01-10 06:38:11

専門の獣医師からの回答

ご投稿頂いた文面を見させて頂きました。
胸腔内腫瘤が認められた場合、胸腺腫、リンパ腫、肺癌は鑑別する疾患として挙げられると思いますが、レントゲンで背側から気管が圧迫されている所見もみられるため、他の原因の可能性も考えられるかもしれません。現在、CT検査や細胞診を予定されているとのことですので、まずは診断を確定させることが一番大切だと思います。原因がはっきりしないうちは、不安なお気持ちになられると思いますが、今の段階であらゆる可能性を考えて心配するよりも、診断が確定してから具体的な対策をたてられた方が良いと思います。
診断が確定した後に、治療の方向性を検討する際には、飼い主様のご希望や不安に思われていることを、担当の獣医師にしっかりと伝えることは大切です。病態や治療でわからないことがあれば、納得するまで何度でも質問されれば良いと思います(わからなくて当たり前ですので、恥ずかしいことではありません)。獣医師側も、診断が確定すれば具体的な治療方法を提示できますし、治療の効果や予後についての具体的な説明もできると思われます。病気には、内科で治療できるものと外科でなければ治療できないものがあります。高齢猫に対して外科的治療を選択しなければならない場合、獣医師は年齢だけではなく、麻酔リスク、手術の侵襲度や難易度、予後を総合的に考えて、手術の可否を判断します。外科手術以外に救命が難しいと判断した場合は、飼い主様のご理解が得られるようでしたらリスク覚悟で手術をする場合もあります。手術は必ず治るということを保証するものではありませんし、術後のケアも大切なため、手術の実施には、飼い主様のご理解とご協力が不可欠です。獣医師からの説明をよく聞いて、現実的に可能な治療かどうかをよく考えて、慎重に判断してください。獣医師と飼い主様がお互いに協力し、信頼関係に基づいて治療を行うことができれば、治療が成功する可能性は高くなると思われます。どうしても、獣医師の説明に納得がいかない場合、無理に手術をしても良い結果はえられないかもしれません。担当の獣医師とよくご相談して、今後の方向性を検討してください。
ひとつ気になることとして、在宅での投薬が難しいとのことですが、錠剤が飲めない場合でも、薬を粉にしてチャオチュールなどに混ぜると飲める場合も結構ありますので、一度試してみてください。

日時2020-01-11 19:00:05

ぺちかぐ(質問主)


大変丁寧なお返事をありがとうございました。
主治医の先生とご相談させていただく際、自分の考えをまとめる準備の参考になり、本当に助かりました。
かなり沢山の、色々な人に相談しましたが、こちらでの回答が最も現実的で的を得ておりました。
本当にありがとうございます。
今回のCT結果と処置により、もうひとつ大きな悩みと心配事が発生したので、再度質問をあげさせて頂きたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

日時2020-01-13 02:58:06

猫の皮膚病は飼い主が気づくことが多い病気です。よくある事例や飼い主が気づけるポイントを、猫専門病院「東京猫医療センター」の服部幸院長が動画で解説します。

 

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