イヌ・ネコの健康医療相談

相談・獣医師回答・コメント

UC(質問主)


猫アイコン 猫 2歳 オス ペルシャ

体重:3.9kg

飼育歴:1年11ヶ月

居住地:秋田県秋田市

飼育環境:室内

◆猫について
・2018年1月5日に保健所から引き取りました。
・元は捨て猫であり、保健所の獣医から推定0歳5カ月と言われました。
・猫エイズと猫白血病は陰性、3種混合ワクチン済、体重2,300gでした。
・飼っている動物は本件猫だけです。

◆病状の概要
1月から体重が減少し続けています(11月に発覚)。
11月から下痢で通院し、1カ月かけて治りました。
しかしそれと入れ替わるように食欲不振・動かない・発熱が発生し通院しており、現時点で3週間経過しました。
まだ原因特定ができておらず、動物病院3件目で検査をやり始めたところです。
1つの病気から来ているのか、複数の病気で同時発症なのか入れ替わりなのかもわからず、原因特定に苦戦しております。
「この病気も疑った方が良い」等ご意見いただきたく、投稿させていただきました。以下、詳細になります。文字数節約のため乱文となっておりますご容赦ください。

◆2018年4月〔白血球〕
・A動物病院で去勢手術を受けた際、血液検査でA医師から「白血球が基準値より低いが、体質だろう」と話しあり
・その時の白血球値は45(10^2/μL)で、基準値が138~198

◆2019年夏〔知覚過敏症候群〕
・2019年夏から後述の下痢発生までの間、背中の皮膚をビクつかせてしきりに舐めり走り出すことが時々あり
・皮膚を見ても異常はなかったため、知覚過敏症候群と判断

◆2019年10月〔下痢1回目〕
・下痢(軟便)発症
・1週間ほど様子を見ていたら自然治癒
・下痢以外の症状はなし

◆2019年11月頭〔下痢2回目〕
・下痢(軟便~水様便)発症
・下痢以外の症状はなし

◆11月16日
・下痢が治らないため、A動物病院受診
・下痢以外の症状はなし
・便検査:悪玉菌が通常より多いこと以外は異常なし
・腹部触診:異常なし
・体重:4,100g
・夏から知覚過敏症候群があったことをA医師に伝えたが、特にコメントなし
・下痢用の内服薬(フラジールとディアバスター)投与で様子を見ることになった

◆ 11月17日
・過去に測定していた体重値でグラフ化したところ、2019年1月以降体重が減少し続けていたことが発覚
・2018年12月で4,760gあったのが、2019年11月16日では4,100g

◆ 11月19~21日
・下痢薬による改善なし
・下痢の回数が徐々に増加
・下痢以外の症状はなし
・エサを別の物に変えてみたが改善なし

◆ 11月23日
・下痢の回数が急激に増加(20回弱)
・水様便で粘液多量
・エサ食べず、水も飲まず、ぐったり。下痢発症以降に別の症状が出たのはこれが初
・A動物病院受診
・血液検査:以前と同様に白血球が低いこと以外に異常なし
・超音波検査:各臓器に異常はなかったが、腸のリンパの腫れあり。A医師から「腸の炎症によるもの」と話あり
・私「1月から体重が減少し続けていた」
A医師「病的な下がり方ではないから気にしなくてよい」
私「IBDや悪性リンパ腫の可能性は?」
A医師「候補順位は低い。ステロイドと食事療法で対処する」
・前回と同じ下痢薬、ステロイド、アレルギー用キャットフードの処方


◆ 11月24日
・下痢の水分量が少し減り、下痢の回数は半分ほどになった
・朝にアレルギー用エサを少量食べたが、その後は食べようとせず
・水も飲まず
・昨日よりは少し元気
・A医師の治療方針の説明が乱暴だったことに不安を覚えたため、血液検査結果を持ってB動物病院を受診
・体重:4,051g
・体温:平熱
・便検査、全身触診、聴診器、目、耳、口内:異常なし
・夏から知覚過敏症候群があったことをB医師に伝えたが、特にコメントなし
・私「1月から体重が減少し続けていた」
B医師「病的な下がり方ではないから気にしなくてよい」
・B医師「ステロイドは使用した方がよい。注射薬はプレドニゾロン、ベルパリン、アンビシリンナトリウム等を打つ。内服薬はプレドニゾロン、ビムイオバスター、デルクリアを出す。餌は消化に良いキャットフードを出す」と話あり

◆ 11月25日~11月30日
・ステロイドは飲ませたが、他の薬は嫌がってしまい半分も飲ませられず
・食欲少しあり
・下痢の回数は減少
・水様便ではなく軟便になったが、28~30日はまた水様便
・元気なく、一日中寒いところで寝ていた

◆ 12月1日
・B動物病院受診を受診
・治療継続方針

◆12月2日~12月6日
・ステロイド以外は断念
・食欲少しあり
・軟便
・少しずつ元気出てきた

◆12月7日
・B動物病院受診
・便検査:異常なし
・治療継続方針

◆12月8日~12月9日
・ステロイド以外は断念
・食欲少しあり
・軟便は1日1~2回となり、かなり落ち着いてきた
・元気出てきた

◆12月10日〔急変〕
・ステロイド以外は断念
・排便がなかった
・急に具合が悪くなり、1日中起きず飲まず食わず
・下痢発生以降で一番具合が悪そう

◆12月11日
・具合改善しなかったためB動物病院受診
・触診、聴診器、目、耳、口内:異常なし
・超音波検査:異常なし
・体重:3,980g
・体温:熱あり39.9℃
・血液精密検査:白血球が低値、CKは高過ぎて振り切れていた
・B医師「パルボウイルスで白血球が減少し、細胞が破壊されCKが上がった可能性がある」
・便なかったためパルボ検査できなかったが、見切り発車でインターフェロンと抗生剤治療開始
・B医師「インターフェロンは計3日やる。1回あたりの量は少なくしても問題ないという研究結果があるため、少量で行く。ステロイドは中止する」
・インターフェロンIFN-C1回目(抗生剤コンべニアも注射)
・帰宅後に軟便あり

◆12月12日
・具合悪そうで起きない
・排便なし
・体重:3,995g

◆12月13日
・具合悪そうで起きない
・B動物病院受診
・熱は平熱
・便パルボウイルス検査実施(一昨日から排便なかったため、11日の便を使用):陰性
・インターフェロン2回目実施
・排便あり(軟便)
・体重:4,005g(下痢になって以降、体重が減少しておらず横ばい)

◆12月14日
・具合悪そうだが、昨日よりは良さそう
・少し食べた
・排便なし
・体重:3,980g
・私「白血球が減少していたが、A動物病院では白血球が少ない体質だと言われていた。それを加味した上で少ない数値だったのか?」
 B医師「体質での低さではなく、何らかの病気による低さだった」
 私「CK高値の場合、心筋梗塞や筋ジストロフィーも候補になるのか?」
 B医師「発熱があったことを考えると、それらは考えづらい」
 私「このまま改善が見られない場合、次はどうするのか?猫エイズなどの検査もやった方がいいのか?」
 B医師「便および血液ともに外注検査でより詳細に調べることはできるが、現状どのウイルスまたは他の原因なのか見当がつかない。補液ぐらいしか提案できない」
 
◆12月15~16日
・朝~昼は良くなってきた感じであったが、夜は元気なし
・少し食べた
・排便なし
・家族で話し合い、インターフェロンはやらずに様子見することにした

◆12月17~19日
・朝は比較的食欲があり、爪とぎや背伸びなどして健康時に近い状態。だがその後または昼から翌日まで寝てしまう(完全に寝ている訳ではなく、横になっている状態)。
・以前のように走り回ることは一切なし
・以前は高いところから降りる時はジャンプで降りていたが、今は恐る恐る慎重に降りる
・具合が悪い時は目が6割くらいしか開いていない
・夜にたまに目が潤んでいることあり
・夜に呼吸が大きくなることがある(胸や肩を動かし深呼吸のよう)
・食事量は1日合計で健康時の5~7割くらい
・水はよく飲んでいる
・便は普通。ただし健康時の1日1回ではなく1.5日に1回

◆12月20日
・食欲8割
・だいぶ健康時に近づいた印象

◆12月21日
・再び寝たきり状態で具合悪そう
・食欲4割
・体重:3,915g(また体重が減少し始めたように見える)

◆12月22日
・朝は元気だったがそれ以降は寝たきり
・口を頻繁にくちゃくちゃさせている
・口の中を見たが異常見つけられず(部屋の乾燥によるもの?)
・それ以外は前日と変わらず

◆12月23日
・朝~昼は元気だった
・C動物病院受診
・C医師「体重減少は病気が原因だろう。FIPが疑わしい」
・私「血液精密検査はやらなくていいのか?」
 C「2週間前にやっているので、今回はコロナウイルス抗体価検査だけでいいだろう」
・超音波検査:特に異常なく、腹水もなし
・コロナウイルス抗体価検査を外注
・注射や処方は特になし

日時2019-12-26 00:50:55

専門の獣医師からの回答

慢性の下痢および体重減少が主な症状で,過去に腸間膜リンパ節の腫脹が認められたとの所見があり,
これまでのステロイド以外での治療の反応が悪いとなると,精密検査が必要なケースかと思います。
FIPの疑いが除外された場合には,オーナー様のお考えのようにIBDやリンパ腫の鑑別診断は必須かと思います。
内視鏡検査による腸生検やリンパ球クロナリティー検査結果をお願いしてみてはいかがでしょうか。
写真で示された血液検査データの中には,検査結果の信頼性が低いと判断せざるえないものも含まれていますので,
大学病院やより専門的な二次診療機関でのセカンドオピニオンをお薦めします。

日時2019-12-29 11:24:00

猫の皮膚病は飼い主が気づくことが多い病気です。よくある事例や飼い主が気づけるポイントを、猫専門病院「東京猫医療センター」の服部幸院長が動画で解説します。

 
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