イヌ・ネコの健康医療相談

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てらりおん(質問主)


犬アイコン 犬 7歳 オス プードル(トイプードル)

体重:4kg

飼育歴:6年4ヶ月

居住地:北海道札幌市西区

飼育環境:室内

2週間ほど前に散歩に行けない日が2日続き、寝室から出てこず、体調が悪そうな感じでした。
運動していなかったからか?食欲もなかったので、なんとか何か食べてもらおうと牛肉を茹でたものをあげたところ、すごく食いついたのですが小腸性のひどい下痢になってしまいました。
2、3日様子を見るも治らず病院にかかりエコー、血液検査の結果、胃からの出口付近、十二指腸あたりが全然やる気なく炎症がひどいと言われました。血液検査はアルブミンが1.6でそれ以外は何も問題なし。CRPも0.3で正常でした。
体重が3.4kgまで減少してしまい、ステロイドと胃薬を飲んで様子を見ています。食事もなかなかとらないのですが、ささみとじゃがいもと米を混ぜたものだけにしなさいと指導があり、茹でたささみとじゃがいもにご飯をまぜていますがなかなか食べません。もともとお腹を壊した時は食事をしたがらないタイプの子です。しかし香りが立つものや好きなものはとても食べたがります。なので家族が食事をしていると食べたがります。
そこで炒めてみようかと思うのですが、油は使用しても良いものでしょうか?なんとかして食べさせたいです。
ほかに食材として食べさせても良いものはありますか?絶対ささみとじゃがいもと米しか与えないように言われているのですが、食べないし栄養状態も良くないのでどうにかしたいです。
乱文失礼いたしました。よろしくお願いいたします。

日時2019-01-19 14:36:36

専門の獣医師からの回答

血中アルブミン濃度が1.6g/dlとのことですが,これは極めて深刻な異常です。
下痢は低アルブミン血症を起こす原因ですが,ここまで重度の低アルブミン血症が認められるとなると,蛋白漏出性疾患(蛋白露出性腸症や蛋白漏出性腎症)の可能性があります。
特に今回のケースでは消化器症状がありますので,蛋白漏出性腸症を考慮する必要があるかと思います。
蛋白漏出性腸症の原因にもいろいろあって,腸リンパ管拡張症,慢性腸炎,あるいは腸リンパ腫などの鑑別が必要となります。
確定診断には,内視鏡検査による腸生検が必要となりますが,すでにステロイドの投薬をスタートさせているとのことなので,
おそらく主治医の先生は腸リンパ管拡張症か腸炎と仮診断して治療をされているのかと思います。
食事についてのご質問ですが,このような疾患では投薬と同じくらい食事の内容が重要です。
主治医の先生の食事の注意は,超低脂肪の食事を意図していると思われますので,油は使用すべきではありません。
もし腸リンパ管拡張症や慢性腸炎であった場合には,投薬と食事療法は終生必要となることも多いので,
主治医の先生とよくご相談して,指示された食事を食べない場合に,次に与えてもよい食事について教えてもらえばよいかと思います。
病態が深刻で食欲がなく,現在の治療に反応がないのであれば,より詳しい専門的な検査が必要かもしれません。

日時2019-01-25 14:42:04

てらりおん(質問主)


ありがとうございます!実はその後、ステロイドがあまり反応しなく、エコーや血液検査をしても腸も腫れてなく膵臓にも問題ない、リンパも腫れてない、少しだけ腸の周りにエコーで確認してやっとわかるほどの腹水が溜まってきていることもあり、お手上げとなり、大学病院を紹介されて行ってきました。そこでも一通り検査をしたのですが、やはり低アルブミン1.7であるものの、レントゲンやエコーでの見え方が病的ではないことから、内視鏡検査をすることになりました。そこで、食べても良いものを聞くと、大根人参など脂質がなければということでしたので、少し食べられる食材が増えました。私自身、色々調べて脂質がダメなことを学び、なんとか油を使わずに食べてもらっています。
そこで処方していただいたタイロシンというお薬が効いたのか、今は下痢が止まりとても元気になっている状態です。
ありがとうございました。

日時2019-01-26 12:11:34

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