イヌ・ネコの健康医療相談

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コニ(質問主)


犬アイコン 犬 9歳 オス フレンチブルドック

体重:14kg

飼育歴:9年7ヶ月

居住地:大阪府大阪市西区

飼育環境:室内

1週間前からてんかんっぽい症状が出ていて
ひどい時で1日7回、その後は1回くらいで
病院に行きました
おそらくてんかんでだろうということで血液検査も問題なく薬を1かい半錠飲ますように言われましたが1週間は効かないからまた発作がでたら座薬を入れるように言われました
しかし病院に行ったその日から1回も発作がなく
薬をこのまま飲ませ続けることに躊躇しています
このてんかんの症状は主人が仕事で忙しくイライラしていてその期間に夫婦喧嘩などがありそれで
てんかんになったと思うのです
それに気付き主人に愛犬に優しくするようにと言って実行したとたん症状がでてないのです
薬は一生続くらしいし薬の効果がまだないのにてんかんが収まってるなら、薬を中止しようかと思ってるんですが危険ですか?座薬も頂いてもしもの時は座薬で対応できるしと思ってるのです
これでもし発作が出だしたらまた薬を飲ませ始めても遅くないように思います
薬を飲ませて3日目ですが副作用なのかずっと寝ています
できれば薬なしにしてあげたいのですがどう思われますか?

日時2018-11-26 07:40:09

専門の獣医師からの回答

てんかんは,病態がすすめば重積(発作が持続する状態)を起こして死亡します。
人でも動物でも初回発作の場合は,経過観察とし,2回目の発作が起こった時点で抗てんかん薬をスタートするのが原則です。
ただし,動物では年に1回とか数年に1回の発作であれば,投薬なしで様子をみて,数カ月に1回以上の頻度で発作が認められるようになった時点で投薬を開始する場合もあります。
今回のご質問では1日7回とか連日で発作が認められたとのことですが,通常のてんかんとは異なる経過です。
脳腫瘍や脳炎なども考慮すべき症状です。
てんかんの診断は一般的には消去法で行うため,発作の原因として考えられる心臓疾患や代謝異常などを完全に否定した上で,できればMRI検査で脳腫瘍や脳炎を否定する必要があります。
脳腫瘍や脳炎が見つかった場合には,治療や予後が大きく変わりますので,ご心配であればセカンドオピニオンとして二次診療機関をご紹介してもらうのがよいかと思います。

なお,抗てんかん薬にもいくつかあって,フェノバールという1日1回のお薬は初期や過剰投与によって眠気やふらつきが起こることがあります。
また,フェノバールは犬では肝酵素異常や肝障害の合併症が起こりやすいので,近年では1日2回投与する副作用の少ない抗てんかん薬を使用することが多くなっています。

1週間は薬が効かないとの説明ですが,それは血中濃度が安定する期間であり,1週間以内でも全く効かないわけではありません。
もし,抗てんかん薬で発作が治まっているのであれば,いきなり薬をやめてしまうと危険ですので必ず主治医の先生にご相談して下さい。

今回の発作がてんかんかどうかは不明ですが,もしてんかんであった場合には,発作の度に脳細胞が障害されて,
病態は必ず進行します。若齢期の犬を除いて,てんかんは治りにくい疾患です。
発作が全くなく,副作用が認められた場合には,血中濃度の確認しながら投与量を徐々に減らしてもらえばよいかと思います。
発作がないからといって安易に投薬をやめると,てんかん重積を発症することがありますので,主治医の先生によくご相談して下さい。

日時2018-11-29 22:43:38

 
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