相談・獣医師回答・コメント
かいわれ(質問主)
犬 10歳 メス その他
体重:5・4kg
飼育歴:9年11ヶ月
居住地:東京都中央区
飼育環境:室内
お腹が、パンパンで、ぐったりしていたので、近所の動物病院で、診断したら、乳腺腫瘍と子宮水腫と像帽弁閉鎖不全症と診断、子宮と片側乳腺腫瘍をの手術をして、もう片側乳腺腫瘍が日に日に大きくなり増えて、最初の病理結果に悪性ガンが、一つ有る事が分かり肺に転移しないように、皮が伸びたら乳腺腫瘍手術希望してましたが、定期検査と薬ばかりで7ヶ月過ぎ右心室左心室からも逆流しレントゲンで肺水腫をおこしてるとプロセミド増量され手術は、出来ないと言われたましたが諦められなく19日後、大学病院で再検査正常心と薬ストップ、カラードップラー効果は、測る物をかちゃかちゃ叩いて印刷してましたが、それでも色は変わりますか、逆流意外に呼吸が荒かったり、血圧が高いくても色は、明快に映りますか?何色が多いと異常ですか?像帽弁閉鎖不全症と診断され完治する事はありますか。肺水腫か肺水腫で無かったか専門医が見れば分かりますか
2018-08-09 02:47:50
専門の獣医師からの回答
質問の内容を確認させて頂きます。
近所の病院で僧帽弁・三尖弁閉鎖不全と診断され、肺水腫があると言われた。大学病院では心臓に問題がないと言われたとのことでよろしいですか?
心臓超音波検査において血液の逆流があればカラードプラではモザイクパターンが認められます。モザイクパターンとは黄色、緑、赤、青などの色が混ざって見られるものです。正常な心臓であれば血液の逆流はないためカラードプラ検査をしても赤一色、青一色の血流しか観察されません。(検査機器に向かってくる血流が赤、遠ざかっていく血流が青で表示されます)
ただ、呼吸が荒い場合は揺れによってモザイクパターンのような画像が表示されることもあります。
血圧の高い低いは画像的には影響はないです。
肺水腫の判断ですが、軽度の肺水腫の場合は判断が難しいこともあります。肺水腫前にレントゲン検査を受けたことがあれば、比較することで診断材料になります。
純粋な僧帽弁閉鎖不全症であれば手術をしない限り治ることはありません。ただ二次的に生じている僧帽弁閉鎖不全症であれば原因が排除されれば治ることもあります。
超音波検査は使用する機械、検査する人によっても検査結果にばらつきが出ることがあります。
また、写真は一瞬の映像ですので超音波検査をするときは一連の動きの中で判断します。
一般的に肺水腫を生じるほどの僧帽弁閉鎖不全症を大学病院が見逃すことはないと思います。
心臓に問題がないのであれば早めに乳腺腫瘍の手術を受けることをお勧めします。
2018-08-14 18:35:41
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