保護犬猫たちと新しい家族が出会う「譲渡会」 東京・有明で30日まで開催中

保護猫たちの譲渡会。ケージ越しにおもちゃで遊ぶこともできます
保護猫たちの譲渡会。ケージ越しにおもちゃで遊ぶこともできます

譲渡会、まだ申し込めます!

 保護犬や保護猫たちと新しい家族の出会いの場となる「パナソニック保護犬猫譲渡会2023」が29日、東京・有明のパナソニックセンター東京で始まりました。会場のあちこちで来場者が犬や猫をそっとなでたり、おもちゃをかざして遊んだりしながら、触れ合いの時間を楽しんでいました。譲渡会は30日まで開催。事前予約制で、空いている枠があれば、30日も参加できます。

 「パナソニック保護犬猫譲渡会」は昨年春に続いて2回目で、sippoが協力しています。今年は、イベント全体の会場の広さを昨年の2倍以上に広げ、参加する保護団体も2日間で計15団体に増えました。そのほか、動物保護団体の代表者らによる「トークセッション」や、保護団体などの犬猫グッズを販売する「チャリティーマーケット」も新たに開催しています。

坂上忍さんが語る保護犬猫の魅力とは

 29日にあったトークセッションでは、千葉県袖ケ浦市に保護ハウス「さかがみ家」を設立した坂上忍さん、「おーあみ避難所」の大網直子さん、「ねこかつ」の梅田達也さんが参加し、保護活動をしていて感じることなどを話し合いました。

 大網さんが、子犬・子猫や人懐っこい犬猫から譲渡先が決まっていく傾向があることを紹介した後、坂上さんは「懐かない子も懐かない子で、めちゃめちゃかわいい。餌をあげているのに殴られたり、ムスっとしていたりするけど、1年半くらい経つとぺろっとなめてくれたりする。そうやって、年単位で数ミリくらいしか近づけないけど、めちゃめちゃかわいい。そんなかわいさも、理解してくれる人が増えてくれるとありがたい」と話しました。

トークセッションで保護活動について紹介する坂上忍さん(中央)
トークセッションで保護活動について紹介する坂上忍さん(中央)

写真展&グッズ販売は「予約なし」でどうぞ

 パナソニック保護犬猫譲渡会は30日も行われます。午前10時〜午後6時、譲渡会エリアは事前予約が必要です。予約ページで空いている枠があるかを確認のうえ、予約してから来場してください。

 元保護犬や元保護猫たちの今の姿を約100枚のパネルで紹介する写真展「みんなイヌみんなネコ」や、犬猫グッズを集めた「チャリティーマーケット」などはその予約が不要で入場無料で入っていただけます。ぜひ遊びに来てください。

動物保護団体が作った犬や猫グッズを集めた「チャリティーマーケット」
チャリティーマーケットでは動物保護団体の犬猫グッズが販売されている

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